いよいよ Windows XP サポート終了の関係で、騒がしくなってきました。
移行作業をする方が多いようですね。
そんな中、ちょっと変わった現象が起きています。
512byteセクタのハードディスクが売れているそうなのです。
現行型のハードディスクのほとんどは、4KBセクタになっています。しかし、Windows XP は512byteセクタでないとハードディスクを使いこなせません。
そこで、512byteセクタの製品となるわけですが、現状ではもはや選択肢がありません、。私の知る限り、Western Digital の500GB製品に1種類と HGST の 1TB 製品に1種類です。
ほかでは、設定変更等で、512byteをエミュレーションできる製品もあるようですが、安定した動作が得られるのかは不明です。
しかし、ここでちょっとした疑問があります。
それは何かというと、Windows7や8など、移行先のOSにWindows XP のディスクを接続すれば内容を読めるという点です。なので、無理に512byte製品を探さなくてもよいのです。
これが、ノートPCでしたら理解できます。内蔵のHDDを取り外すのが困難な機種もあるでしょうから、いったん外付けのHDDにバックアップを取ってから新しいOSで読み込むということです。
それでも、ネットワーク環境があればデータの移行はスムーズですので、わざわざハードディスクを購入する必要もありません。
なので、よほどに問題がない限り、512byte セクタのハードディスクを買い求めなくても移行できるのではないでしょうか。
それとも、その「よほどの問題」が多くの人に起きているということなのでしょうか。
ハードディスクの問題なのでなかなか厄介ですね。