欧州の自動車市場で、去年11月の販売台数が前年同月を上回ったそうです。
3か月連続で前年を上回っているそうで、回復基調にあるようです。
もともとドイツは一人勝ちのような形で景気が良かったのですが、フランスも回復しているようで、ルノーやプジョーシトロエンも回復しています。
ところで、内訳をよく見ると興味深いことがわかります。どうやら、低価格な車を販売しているメーカーが好調なのです。
フォルクスワーゲン傘下のシュコダや、ルノー傘下のダチアがかなり伸びているようです。どちらも低価格の車を作っています。
やはり、低価格の車を作れることが今後自動車メーカーが生き残るために必要なことでしょう。
ただし、日本はかなり特殊な市場なので、欧州で販売しているような低価格車が売れるかは、よくわかりません。(ルノーは、カングーとメガーヌRSが売れるという日本の状況が理解できないそうです。)
でも、高性能な車を作っている会社が売り出す低価格車なら信頼がおけそうなイメージを顧客が持てます。
いろんな種類の車を作る(揃える)ことができる会社は強いですね。(なので、世界的に補完関係を作るような提携が盛んなのでしょうが。)
さて、今年はどんな車がヒットするのでしょうか?楽しみですね。