自動車メーカー各社が積極的に緊急時自動ブレーキの装備を開始しました。
これは、このシステムが選べるかどうかが、かなり売れ行きに影響してきたらです。
ところで、マツダの試乗車で緊急時自動ブレーキの試験中に事故が起きた件について情報が上がってきたようです。
少なくとも、車には全く問題がなかったそうで、おそらくかなり高い確率でアクセルとブレーキの踏み間違えだろうと思います。
ほとんどのメーカーのシステムは、30km/h以下でないと作動しません。これは簡易的なものを組み込んでいるため、それ以上の速度では動作させられない(誤作動する可能性がある)からです。
しかし、日産のシステムは80km/h以下から作動するとされています。ただ、これは完全停止するのか減速するにとどまるのかははっきりしていません。
現在この分野ではトップレベルと思われるスバルでさえも30km/hを超えている場合は衝突を回避できないとしています(作動しないとはしていませんので減速はすると思われます)。
つまり、メーカーによって緊急時自動ブレーキの性能には差があるということなのです。
緊急時自動ブレーキを目当てに車を選ぶ場合は、よくその能力を検証してから選ぶ必要があるでしょうね。