無料のデフラグソフト「Defraggler」がバージョンアップしました。
Ver.2.15 から Ver.2.16 なので、通常なら不具合修正程度なのですが、今回はかなり大きく進化しました。
SSDに対しての処理が充実したのです。
かなり正確にSSDを認識して、専用の処理ができるようになっています。
SSDは理論上デフラグが必要ないのですが、実際にはウェアレベリングに代表されるような独特の処理をするうちに、消去待ちのメモリセルが増えることで動作が重くなったり容量が変化したりします。
HDDとは違った処理が必要なのです。
なので、正確にはデフラグとは言えないかもしれませんが、『最適化』という観点からは同じソフトウェアで行っても自然でしょう。
実際に Defraggler は Ver.2.16 から「最適化」という方法が選べます。おそらくSSD用の処理だと思われますが、時間がかかるようなので、気軽にはできないかもしれません。
SSDの場合はしょっちゅうやる必要はないので、月に1回程度「最適化」を行うようにすると良いようです(そうしないとSSDの寿命が縮みます)。
しかしまあ、このような製品が無料で使えるのですから本当にお得ですよね(笑)。