メガーヌ2RSの復活も近いので、そろそろ戦闘(?)準備です。
数年にわたっていろいろとやってみましたが、冬にブレーキの利きが悪くなるという現象が一向に解消しません。
はっきりしているのが、油圧のかかりが悪くなり、ほとんど前輪しかブレーキが働かないということです。
ならば対策は一つ、「前輪のブレーキを強化してしまえ!」というものです。
具体的には摩擦係数の高いブレーキパッドに交換することですが、その代りダストが多くなってしまいます。命には代えられないので、致し方ないでしょう。
候補に挙げたのは、DIXCELのZ-TypeとFERODOのDS2500です。
どちらもストリートからサーキットまで対応できるかなり強力なパッドで、制動力が高いうえにフェードを起こしにくい耐熱性もあります。
性能的には甲乙つけがたいのですが、今回はZ-Typeを選びました。
なぜなら、極低温時の摩擦係数が高いからです。FERODOのパッドはどのモデルでもある程度暖かくならないと本来の摩擦力を発揮しないそうです。
しかし、Z-Typeならば0度でもほとんど摩擦力が変わらないのです。つまり、どんな温度でもほぼ一定して制動力を確保しているのです。
どちらのパッドも最高で0.45を超える係数があるようですが、低温時DS2500の場合は0.35程度にまで低下するようです。
そのため、当初の目的である冬でも高い制動力のあるパッドとなると、Z-Typeとなったわけです。
実は先月注文していたのですが、メーカー在庫切れで1か月ほど待ちました。
ブレーキパッドは、いったん品切れになると次の入荷までにかなり長い期間が必要ですので、購入する場合は、よく確認して計画的にしないといけないでしょうね。
いろいろと準備は整っているのですが、肝心の車がまだなんですよ...(泣)。