ウルトラワイド画面と呼ばれるディスプレイが登場しています。
これは、スペシウム光線が出たり、シュワッチと空を飛んだりするものではありませんよ(笑)。
横に長~い画面で、スクエアサイズの解像度なら2画面分取れるようになっているのです。
例えば、NECの製品では1,280×1,024のサイズを2つとれるような製品『MultiSync LCD-EA294WMi』があり、サイズでいうと29型となります。
これまでは、スクエアサイズのディスプレイを2つ並べたり、一般的なワイドディスプレイを1台置いていました。
しかし、ワイドディスプレイは16:10や16:9で、映像の縦横比に合わせたものです。したがって、作業効率に焦点を当てると必ずしも便利とは言えません。
ワイドディスプレイを横に2台並べるとさすがに横幅を取りますので、ウルトラワイドではスクエア2台分として横幅を節約したのではないでしょうか。
正直言ってようとは限られるでしょうが、必要な方には非常にありがたいものだろうと思います。
ただし、規格外の画面サイズなので、前出のNEC製品なら10万円程度になるようです。
なかなか面白い試みではないでしょうか。ちょっと気になる存在ですね。