メガーヌRSにショートアンテナを付けてみたのでご紹介します。欧州車特有の長いアンテナを何とかしたいとお思いの方にご覧いただきたい内容です。ショートアンテナがどの程度有効なのか、感度など実用面が分かりますよ。
ラジオの音質にこだわらない方にはお勧めです
欧州車はやたらと長いアンテナが後部に立っていますよね。一部にはシャークフィンアンテナと言って、すごく小さいアンテナを装備している場合もありますが、普通は長いアンテナが立っています。これが、立体駐車場などですごく面倒なんですよね。
そこで、ショートアンテナを試してみたんですよ。
どんなショートアンテナを試したのか?
具体的にどんなショートアンテナを試したのかというと、フォーチュンという会社の「JDMショートアンテナ ストレートタイプ100 / JSA02」です。長さはわずかに100mmで、ほとんどの車種に取り付け可能です。(5mm幅のネジ穴と、6mm幅のねじ穴に対応しています。)
もともと、メガーヌRSについている長いアンテナの付け根には、折り曲げることができるようにジョイントを付けていました。これによって、立体駐車場など高さが合わなくてつっかえてしまう場合に対応できるようにしていました。フレキシブルじゃないですからね。
今回はそのジョイントごと取り外してしまい、ショートアンテナと置き換えました。見た目にすっきりしすぎてちょっとさみしい気もしますね(笑)。
肝心の受信感度はどうなのか?
さて、ラジオのアンテナなので、肝心の受信感度がどうなのか気になりますよね。ちなみに、ガレージに車を入れた状態でテストしましたので、通常よりもやや条件が悪くなっていました。テストとしてはかえって良いのではないでしょうか。
交換前は特に問題なくラジオが受信できています。といっても、輸入車特有のAMの感度が悪い(ノイズが少し乗る)という状態です(でも当たり前なんですよね 汗)。交換後は、FMの感度に差は感じられませんでした。
しかし、AMの感度は明らかに低下しており、ノイズがかなり乗っていました。(内容はちゃんと分かるレベルです。)AMを頻繁に聞く方には向かないかもしれません。まあ、もともと輸入車でAMを聞くこと自体、聞けるだけでありがたいのかもしれませんが...。
製品の説明書き通り、受信状況の良いところでは問題なく、良くないところでは影響が出るということのようです。
能書きどおりなのだから、ある意味非常に優秀な製品なのかもしれませんね(笑)。
まとめ
JDM のショートアンテナは、おそらく日本車であれば極端に感度が悪くなることはないんだろうと思います。しかし、もともと感度があまり良くない欧州車の場合は、感度が落ちることはあっても良くなることは考えられません。
したがって、ラジオ特にAMは「音が聞こえればそれでいい」という感じで受け入れられる方にのみ、おすすめしておきます。ラジオを頻繁に聞く方であれば、根元にジョイントを付けるパターンで折りたたむようにした方が感度を落とさないので、安心確実です。
以上、「メガーヌRSにショートアンテナを取り付けてみました」と題して紹介しました。