サーバーでのSSD利用が増加しているようです。
ただし、その使われ方は一般のクライアント用のそれとは違うようです。
というのも、HDDとSSD両方を使ういわばハイブリッド的な使い方をしているからです。
例えばこちらの商品はSSDとHDDを4台まで組み合わせることができ、SSDを増やして高速化、HDDを増やして大容量化などの組み合わせが可能なようです。
このように、サーバーの世界ではSSDを直接使うのではなく、HDDの高速化のためのキャッシュとしての利用が多いようです。
残念ながらSSDはHDDほどの大容量化はなされていませんので、いたしかたないところでしょう。
なお、上記製品は起動用には使えないそうなので、データ保存用の蔵のような扱い方になるのでしょう。
サーバー用途とクライアント用途でSSDの使われ方の違いや方向性が見えてきたように思います。
なお、大容量を必要としないサーバーの場合は、コストやメンテナンスの点から、SSDのみでRAIDなどを構築して使う方が良いように思います。
少なくとも、SSDはコンピューターの世界で完全に認知された存在であるといえそうですね。