パナソニックのPC事業は好調

いよいよCF-SX1とCF-NX1の出荷が開始されたようです。(発売は2月24日)

パナソニックとしては薄型の製品で、私はこれまで「丈夫だけれど分厚いよなぁ」と思っていましたが、これでかなり解消されるでしょう。

ところで、パナソニックはパソコン事業が好調のようで、白物家電が不調の中がんばっています。

しかし、多少きつい言い方をすれば、それは当たり前です。

パナソニックのPCは、「軽くて、丈夫で、電池が長持ち」という他のメーカーにはないオンリーワンの特徴を備えています。

このような製品なら多少高くてもそれしかないのだから売れます。

しかし、他社の製品とよく似ているものであれば、安い方へ流れるのが当たり前です。白物家電はまさにそのような状況です。

「良いものなら高価でも売れる」というのは現在では通用しません。良いものでも高価だと売れないのです。

日本の技術開発力は素晴らしいですから、同じ性能のものならより安く作れるような技術を開発すべきです(できるはずです)。

今必要なのは、技術によるコスト削減です。通常は技術を使うとコストが上がりますが、逆転の発想が必要です。

技術でコストが下げられれば、日本国内で生産しても低価格で対抗できます。国内の産業が空洞化しなくて済みます。

日本のメーカーにはそのような考え方をぜひ持ってもらいたいと思います。

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