COMPUTEX 2011でIntelが基調講演を行いました。(詳しくはこちら)
Intelには、Ultrabook構想というのがあるそうで、これまでのノートPCからより進化したものを考えているようです。
薄くて、軽くて、電力消費が小さいものを開発。さらに、ハイバネーション(休止状態)からの復帰が早く(5秒)、使いたいときにすぐ使えるというのが目標のようです。
おそらくこれはごく当たり前のことなのですが、PCはなかなかそれができません。Lenovoから起動が高速な製品が登場していますが、わずか数秒で起動というところまではいっていません。
それだからこそ、webアクセスやメールのやり取り程度のユーザーが、スマートフォンやタブレット端末へと流れるわけです。
動作原理が過去から全く変わっていませんので、仕方ないのかもしれませんが、使いたいときにすぐ使えるというのは、非常に大事なことです。
とりあえずは、スタンバイ状態にしておいて、すぐに使えるようにするというのが現段階において手っ取り早く行える対処方法でしょう。
でも、根本的に起動や終了があっという間に済むようになれば、PCはまた新たな魅力を持って面白くなるかもしれませんね。