フェラーリから4WD車が登場するそうです。(詳しくはこちら)
車名は正式には決まっていないようですが、「フェラーリ・フォー」と呼ばれているようで、「FF」と略しています。
何だか前輪駆動車と勘違いしてしまいそうですが、もちろん4WDです。システム自体は電子制御式のもので、路面状況に応じて最適なトルク配分を行います。
一般的によくあるトルクスプリット型だと思われますが、特徴的なのは、一般的なシステムよりも50%も軽量化しているとうたわれている点です。
たいていは、80~100kgの重量増加が起こりますので、50kg程度の増加で済んでいるということかもしれませんね。
個人的にはAWD(4WD)こそが最高の駆動方式と信じています。実際に高級スポーツカーは皆AWDです。
中・低価格レベルのスポーツカーでもAWDが導入されるには、軽量化がまず第1でしょう。さらにフリクションロスを抑えることができれば、燃費への悪影響も抑えられます。
スバルは軽量で燃費の良いAWD車を作るのが得意ですが、軽量化の技術は出尽くしたとも言われており、そんな中でフェラーリが半分の重量増で済んでいるのはすごいことです。
他社も負けずに軽量なシステムを開発してもらいたいです。
ところで、日産ジュークの4WDターボあたりがおもしろそうです。これをベースにスポーツカーが登場すると結構よさそうですね。次期ティーダあたりにそんなモデルが出るとかなり魅力的なんですが、そんな噂もちらほらありましたね。
ルノーはAWD技術が弱いところなので、ジュークのシステムあたりを流用して「メガーヌGT AWD」が出るとすごく助かる(降雪地に居住)のですが無理ですか?(笑)