USB Sound Blaster が Windows10 で使えるようになったのでその報告です。どうしてもデバイスドライバがインストールできなくてお困りの方はぜひご覧ください。メーカーに教わった、かなり可能性の高い方法ですよ。
USB Sound Blaster のドライバーがインストールできないときにすべきこととは?
ノートPC用にと購入した「USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2」でしたが、なかなかドライバのインストールができなくて、まともに使えない状態でした。でもメーカーに問い合わせたら、カスタマーサポートがうまいやり方を教えてくれましたよ。
状況をおさらい
先日、この件について書きましたが、改めて起こったことをまとめておきます。
- Windows10 Pro 64bit の ノートPCに SB-DM-PHDR2(型番です)をUSBに取り付けてメーカーサイトからダウンロードした対応ドライバをインストール。
- しかし、デバイスドライバがうまくインストールできず、録音デバイスに『蓄音機』という何ともレトロな表記が見つかる。
正しくドライバがインストールされていない場合に起こる現象で、マイクロソフトの標準ドライバではこのような表記になるらしい。当然、再生リダイレクトのような独自の機能が使えず途方にくれる。
というような感じで、しょうがないからカスタマーサポートに問い合わせました。
サポートからの返答は?
サポートからの返答を見ると、セキュリティソフトのESETとの競合が疑われるとのこと、そこでESETの[検査のタイミング]の[ファイルの作成]という設定を無効に変えるという指示通りにしました。
手順は次の通りです。
- 通知領域の ESET アイコンをクリックして画面を表示。
- 左のナビゲーションで[設定]をクリック。
- 右下の[詳細設定]をクリック。
- [リアルタイム検査]をクリック。
- 「検査のタイミング」でファイルの作成を無効にする。
しかし、効果がありませんでした。ダメだった場合の指示として「アンインストールとネットワークの切断」があったので、思い切ってやってみました。そして、ドライバ類をすべてアンインスト-ルしてインストールからやり直しました。
すると、見事にドライバがインストールされて、再生リダイレクトが使えるようになり専用のソフトウェアも動くようになりました。『蓄音機』なるデバイスも消えて正しい表記になりました。
ちょっと気になることが...
今回の件で気になるのは、ESETとの競合の可能性よりもネットワーク接続が邪魔をしていたのではないかという点です。というのも、ドライバを強制的にインストールしようとしたときにネットワークを検索したのちにエラーを出していた節があったからです。
今回ESETのアンインストールとネットワークの切断を同時に行ったので、どちらが効いたのか定かではないんですが、ネットワークの可能性は低くはないように感じますね。
まとめ
一時はどうなるかと思いましたが、とりあえずうまくいったので良かったです。
USB Sound Blaster Digital Music Premium HD r2 のドライバインストールでトラブルが起こった場合は、
- ネットワークを切断したうえでドライバをインストールしなおす
- それでもダメな場合はセキュリティソフトもアンインストールする
を試してみてください。他の方もうまくいっているようなので、かなり確度の高い方法だと思いますよ。お困りの方のお役に立てば幸いです。
以上、USB Sound Blaster が使えるようになったので報告しました。