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新しいメモリ規格NVDIMMについて書きます。
現在メモリのDIMM規格はDDR4まで来ています。主流なのはDDR3ですが、性能面で考えればやがてDDR4に移行しそうですね。もちろん価格が下がらないといけないですが。
ところで、DDR4にNVDIMMという規格が追加されました。
NVDIMMはどんな規格なのか?
これは、メモリの基盤にDRAMと不揮発性メモリが混在できる規格です。
現在のところ、DRAMとNANDを組み合わせる方式になっています。従来のDIMMソケットと互換性が保たれているそうで、うまくすればそのまま使えそうですし、マザーボードのUEFI(BIOS)の書き換えで使えるようになるのかもしれないですね。
どんなメリットがある?
考えられるのは、メモリデータのバックアップですね。RAMは電気が来なくなればデータが消えるわけですから、NANDメモリがあれば消さずに済みます。
つまり、デスクトップPCでの思わぬ停電に役立ちそうですね。
また、スタンバイ状態にするときにもNANDに書き込めば、やはり停電の時に安心だし、メモリへの電力をカットしてしまうことも可能ですね。
つまり、安全面と省電力で活躍できるんじゃないでしょうか。
まとめ
NANDメモリはとても安くなっていますので、4GBとか8GB程度ならめちゃくちゃ安いです。ひょっとすると、今後はNANDのような不揮発メモリを搭載することが当たり前になるかもしれないですね。
また、疑似的に不揮発性のメインメモリとして使うことも可能でしょうから、パソコンがかなり進化するかもしれないですね。
完全な不揮発性のメインメモリが登場するまでの過渡期的な製品ですが、しばらくは市場の主流になるのではないでしょうか。