HDDの扱い方についての記事を紹介します。
最近SSDに押され気味のHDDですが、容量当たりの単価が安いので、コストパフォーマンスは抜群に良い大容量記憶装置です。
しかし、HDDは可動部分があるため故障の心配があります。ところが、必ずしもHDDが故障しやすいというわけではないようなんです。
※詳しくはこちら ⇒ HDDメーカーが語る「HDDを壊さない使い方」
HDDの使い方に問題がある?
記事によると、「HDDは用途に合わせたモデルを選ばないと壊れる」と書かれています。
つまり、用途に応じてHDDは設計されているから、用途ごとに性能、チューニング、耐久性が異なるということなんです。
たしかに、一般的な用途なら1日に2~3時間程度の使用ですし、サーバー用途なら24時間365日稼働します。さらに、RAIDのように複数台で使かえば振動が増えるので、それに対する耐久性も必要ですね。
具体的にどうすればよいのか?
これはもう単純に、用途に合わせてHDDを購入するということにつきますね。少なくとも、一般向けのHDDをサーバーで使えば、あっという間に故障します。上でも書いたように想定している稼働時間が違います。
じゃあそれならサーバー用のHDDを一般用途に使えるのかといえば、何とも言えません。なぜなら、頻繁に電源を切ることを想定していないからです。電源を切って回転を止めるというのは意外と負担になるので、ひょっとすると故障を招くことになるかもしれないですね。
なので、用途をよく確認してHDDを選ぶべきでしょう。
実際に、過去にサーバーを作った時にケチって一般用途のHDDを使ってRAID1を組んだら見事に全部壊れました。時間差で壊れたのでデータは助かりましたが(汗)。
まとめ
金額の問題ではなく、用途を正確に把握することが一番大切そうです。安いからと言ってサーバー用途に一般向けHDDを使うのはまずいし、頑丈だからと言ってサーバー用HDDを一般用途に使ってしまうとそれもやはりマズイです。
キーワードは「用途を理解する」ですね。