F-1グランプリの結果が出ましたね。
ホンダは見事に完走しました。これでとりあえずは一安心です。
予選最下位からスタートで、結局レースも最下位に終わりました。開幕前のテストであれだけトラブルを出してろくに走れていないのですから完走できたのは見事です。
そして、これが現実でもあります。
現在のホンダエンジンの戦闘力では、まったく優勝戦線には絡めないということです。過去のホンダのような連戦連勝はほど遠いです。
この現実をみるとすぐ短絡的に批判する人が出てきますが、それは間違いでしょう。F-1のような世界は、ちょっとでも離れるとあっという間に置いてけぼりにされてしまうんです。
だから、まず完走してたくさんのレースデータを集め、そして次につながるように研究をする。これを繰り返して、来シーズンに常時入賞できるようにし、その翌シーズンに優勝争いに絡むことができれば完璧です。
エンジンの大幅な変更はルール上無理らしいので、最低でも1年サイクルで考えないといけません。
長い目で見て、再びホンダが連戦連勝できるような日を待とうじゃないですか。何たって、完走できなければ絶対優勝できないわけで、その条件はクリアしたんですからね。