パソコン用ストレージの進化は早いですね。
SSD の登場によって補助記憶装置の速度は劇的に速くなりました。
SATA3 が登場したときには「こんなに高速にしても意味がないんじゃないか?」と思ったものでしたが、すでに SSD が追い越してしまいました。
どうやら SATA は進化が鈍化して、PCI Express に直付けするような形で SSD の速度を確保しようとしているみたいですが、ここへきて USB の動きが活発化しているようなんです。
USB3.1 の試作品がすでに出来上がっているようで、ASUS から借りてテストした記事が公開されています(ASUSのプロトタイプで10Gbps対応になったUSB 3.1を試す)。
もともと、USB3.0 は速度が 5Gbps ですが、USB3.1 では 10Gbps にまで向上しているそうです。
しかも、いわゆる実効速度がとても速いらしく、伝送効率が97%もあるんだとか。USB3.0 が80%程度らしいので、単純に倍のスピードが出るというわけではなさそうですね。
どんな規格も実効速度が理論値より大きく下回ること(下手したら6割程度)が多いので、USB3.1 に関しては相当気合が入っているということが分かりますね。
だとしたら、他の接続規格も洗練すればもっと高速化するのでは? そう思うのは私だけではないと思いますね。
今後も互換性を保ちつつ各接続規格が進化していってくれればそれでいいんですよね。ユーザーには細かい仕様なんてあんまり関係ないことなんだから。