Windows を使っていてどうしても避けられないのがアップデートですね。
ほとんどの場合、その内訳はセキュリティに関する脆弱性の修正です。だから早めに更新しないと危険を放置することになります。
ところで、今回公開された Windows Update には少し特殊なものが含まれます。
4段階の深刻度の”4”とされているのが Telnet サービスに関する修正です。
「えっ、Telnet てなに?」となる方も多いと思いますのでどんなものか簡単に紹介しますね。
Telnet は遠隔でコンピューターに対して操作が行えるもので、操作方法は基本的にコマンドです。もとはUNIX系のOSで使われているものだと思うんですが、Windows でも比較的古い時代から使えますよ。
具体的には、Telnetサーバーが動いているWindowsにTelnetクライアントで接続します。
Tenlet を使うと Windows をコマンドプロンプトで操作できます。なので、コマンドを知らないと当然使うことができないんです。コマンドはDOSを知っていればほぼ同じなので問題ありません。
でも、DOSコマンド自体を知っている人が現在では少ないと思われるので、やっぱり勉強しないといけないでしょうね。
また、Telnet は暗号化していないので危険です。そういった意味もあると思うんですが、Windowsの場合、標準では無効になっています。
だから危険度が高いアップデートなんですが、心配はいりません。でも、使っている人はすぐにアップデートしてくださいね。
あと、他にも深刻度がやや高いアップデートが出ているので、いずれにしてもできるだけ早くアップデートすべきです。面倒ですがやっておきましょう。