RAID0をバックアップする方法

RAID0(ストライピング)を使うと単純計算でアクセス速度が2倍になります。

しかし、そのシステムのイメージバックアップを取るのはなかなか難しいことです。(いざというときに準備しておきたいものです。)

以前、バックアップ方法としてWindowsの標準機能を使うことを書きました。そのあと調べてみたところ、市販品にもRAIDに対応したイメージバックアップソフトウェアがあることが分かりました。

確実に対応しているのが AOS テクノロジーズの「ファイナル丸ごとバックアップplus」です。このソフトであれば、メーカーが正式に対応を表明しています。

なお、ストライピングの場合はイメージの復元方法が独特です。

イメージを新規のHDDやSSDに復元する場合は、ストライピングをセットした後に一度Windowsをインストールしてストライピングで起動できるようにした後でないと復元できないようです。

つまり、Windowsにイメージを上書きするようです。

基本的にWindowsで認識ができるコントローラーであればイメージバックアップと復元ができます。「ファイナル丸ごとバックアップplus」で作成した起動ディスクで起動すると、最初にドライバの読み込みができるようになっていますので、それで認識が可能なのです。

日々のバックアップからドライブのクローンまでこなせるソフトなので、持っておいて損はないかもしれません。

ただし、注意が必要なのは、I-O DATA の「マッハドライブ」との併用はできません。併用してしまうとブルースクリーンが出てシステムが起動しなくなります。(私が経験済みで、I-O DATA からも併用は現在のところできないと回答がありました。)

なお、作成した起動ディスクには影響しませんのでご安心を。

これで、ストライピングに対する不安がまた少し解消できたのではないかと思います。やはり、SSDでストライピングをすると驚異的に速いですから。

速いドライブを手に入れるとパソコンに対するイメージが変わるし、何より最高に快適ですからね。

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