先日、金沢輸入車ショウへ行きました。
いろいろなメーカーが展示され、今年はルノーが復帰したことが特に目を引きました。有料なのでためらう方もおられるでしょうが、行ってみるといろいろと発見がありますよ。(まあ、私の場合は、ルノー金沢中央で招待券をもらったので行きやすかったのですが 笑)
各社目玉となる車を展示していましたが、私はそこではなく、少し違った観点での感想を持ちました。
フランスの3メーカーに関してです。
例えば、ルノーの内装は質素な感じですが、プジョーとシトロエンは豪華です。
室内空間は、プジョーが一番広く、次いでルノーそしてシトロエンといった印象です。
しかし、一番明確にわかったのはシートのつくりでした。
単純な比較ですが、シトロエンが一番柔らかく、次いでルノー、そしてプジョーでした。(プジョーのシートは結構固く、ドイツ車に近づこうとしている節が感じられました)
フランス車というと何となくひとくくりにされがちですが、たった3メーカーでも随分と違います。
フランス車の美点は、その柔らかさにあります。雰囲気がやわらかい、シートが柔らかい、足回りが柔らかい、などいろいろ柔らかいのです。
逆にドイツ車はなんでも固いですが、どちらが良いかではなくどちらが好きかでしょう。
最近はフランス車でもドイツ車を追いかけているようなので、フランスの良さを失わずに進化してほしいものですね。