日産がルマン24時間耐久レース用のエンジンを公開しました。
「日産ZEOD RC」というレーシングカーに搭載するのですが、驚くのはその重量です。
なんとたったの『40kg』なのです!(人間1人分にも満たないですね。)
1.5L3気筒ターボとはいえ、おそらく一般的なエンジンの半分くらいの重さでしょう。
出力は400ps、トルクは38.7kgm(380Nm)だそうで、NAなら4L級のエンジンに匹敵します。
エンジンは重いという概念を根底から崩したところがすごいです。
もしこれと同じくらいに軽いエンジンを市販車に搭載できれば、当然燃費は向上しますし、前後重量配分も変わりますので、走りも劇的に変わることでしょう。
日産は車体の軽量化だけではなくエンジンの軽量化も視野に入れているのかもしれません。
そうなれば、現在の軽量化競争において日産は一歩抜きんでるかもしれませんね。