先代の発売から7年たって発売される新型スカイラインは様子が少し変わったようです。
クラスが一つ上になり、3.5Lのハイブリッドのみを日本で展開するようです。しかも、つけられるバッジは「インフィニティ」だそうです。
主戦場はアメリカなので、アメリカ向けに作ったものを手直しした感じがあります(日産は国内向けモデルをかなり減らすようです)。
ところで、メーカーはやたらと大きな車でハイブリッドを出したがります。
ハイブリッドの需要が見込めるのはCセグメントまでです。
クラウンシリーズの中ではハイブリッドが売れているので、おそらくスカイラインもハイブリッドにしたのでしょうが、クラウンだからこそハイブリッドが売れているように思います。
Cセグメントを超えたクラスは燃費などあまり気にしないようなお金持ちが乗るものですので、少なくとも燃費を意識したセッティングではあまり訴求できないでしょう。
低排気量のガソリンターボやディーゼルターボの方がパワフルで魅力があるのではないかと思います。
なお、スカイラインのハイブリッドは、燃費よりもパワーに振っているようなので、ひょっとしたら売れるかもしれません(う~ん、やっぱり無理かな?)。
ただ、2.5Lの先代型モデルもしばらく併売するようなので、なんだか迷いがあるようにも感じられます。
スカイラインは伝統的に、「デザインは良くないが走りは抜群に良い車」なので、何とかうまく販売につなげてほしいと思いますね。