HDD メーカーの Seagate から一般向けの SSD が店頭で販売されているようです。
これまでは、サーバー用途の SSD が発表されていましたが、 Seagate の SSD が実際に店頭で販売されたのは今回が初めてのようです。
ST240HM000(240GB)と ST480HM000(480GB)の2種類でそれぞれ 20,800円と39,800円で販売されています。
性能その他は、特筆すべき点はなく、ごくごく一般的ないまどきの製品になっているようです。
ただ、HDD のメーカーが販売する SSD というところが興味深いです。
SSD といえば、HDD を駆逐してしまうかもしれないライバル的な存在です。しかし、Seagate は HDD に小容量の SSD を搭載してハイブリッド化したり、サーバー向けの SSD を販売したりと積極的です。
「うちはHDDメーカーだからSSDは関係ない」という態度は取っていません。同じ記憶装置として大きくとらえているようです。
おそらく日本のメーカーでは考えられないことでしょう。どうしてもひとつのことに固執してしまいますから。変に固執せず、広い視野で物事をとらえることで、未来が開けるのではないでしょうか。
HDD メーカーだからこそ、画期的な SSD を将来発売するかもしれませんね。