アメリカの AgigA Tech という会社が不揮発性の DIMM を開発製造するそうです。(2013年からサンプル出荷だそうです。)
これは、メモリにキャパシタと NAND Flash を組み合わせます。万が一の停電時にキャパシタを電源としてメモリ上のデータを NAND に書き写してデータの消失を回避するのだそうです。
もちろん電源復旧時に瞬時にメモリにデータを戻して復帰するそうです。
通常の DIMM として使えるそうですが、どうやらサーバー向けの製品のようです。
サーバーならばこれくらいのことをしないと信頼性が保てないと思われますが、一般的なパソコンにもぜひほしいですね。
また、不揮発性のメモリとして使えるわけですから、将来的登場するであろう HDD のような補助記憶装置のないコンピューターの誕生に近づいたのかもしれません。
ある種ハイブリッド的できわめて現代的な発想です。
値段は高そうですが、不揮発の RAM がこんなに早く現実味を帯びるとは、なかなか面白いですね。