日本車のリアシート

メガーヌRSのオイル交換をしてきました。

ルノー金沢中央石川日産と併設ですので、日産の車も見ることができます。

そこで発売間もないラティオと先日発売したノートを見てきました。

どちらの車もフロントシートが割と良くできていました。

ラティオはマーチのセダン版といった感じなので、質感などはまあそれなりでしたが、座面角度や硬さなどが良く、しっかりとホールドする印象です。

ノートはティーダの領域もカバーするためか、やや大ぶりなシートで座り心地は悪くないですが、やや座面角度が足りない印象でした。

しかし、どちらにも共通するというか、日本車に多いのですが、リアシートの座面角度が全く足りません。あまり座りたいと思わないです。

しばらく座っていると体がずるずると前へ出てしまい非常に疲れます。おそらく室内スペース確保のためにそのようなことをするのでしょう。

しかし、そのために居住性が犠牲になるのでは問題ではないでしょうか。

その点を考えると近くに置いてあったエクストレイルは、ヨーロッパでも売っているだけあって、室内はやや狭いものの座面角度がしっかりと付いていて疲れません。

こういった部分が、どうも日本車に戻ろうという気がしないのです。

気の使い方や作りこむべき部分の視点がずれているように思えてなりません。

技術があるだけに非常にもったいないです。なぜ、わざわざ壊れやすいといわれる輸入車に乗る人がいるのか、日本車メーカーには考えてほしいと思います。

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