ホンダが鉄とアルミを接合する技術を開発したそうです。
これによって鉄とアルミをミックスした車体を作ることができるようになり、大幅に軽量化することができるようになるとのこと。
具体的にはサブフレームを25%軽量化できるそうです。サブフレームが何kgぐらいあるのか分かりませんが、25%の軽量化は相当なものです。
軽量化の技術がある意味一番難しいといわれていますが、直近ではフォルクスワーゲンがゴルフで100kg軽量化した例がありますので、ここ数年は軽量化の競争になるでしょう。
ところで、今までなぜアルミを使った車体が少なかったのか疑問でした。おそらくコストの問題なのであろうと思っていましたが、必ずしもそうではなかったようです。
今回の技術開発が示すように、これまでは鉄とアルミをミックスするような使い方ができなくて、簡単に溶接するというわけにはいかなかったようなのです。
こういった技術がどんどん開発されれば、驚くほど軽い車体ができるかもしれません。今のエンジンはかなり低燃費ですから、さらに燃費向上につながります。
新技術開発を契機に、日本メーカーが元気になって巻き返してほしいですね。