ついに発足しました。
合弁の発表があってからかなりの月日が経ちました。当初は6月ごろとしていたのが、1か月遅れましたが、震災の影響があったのかもしれません。
さて、この提携がどのような影響を及ぼすのかについて検討している記事があります。(詳しくはこちら)
我々消費者の立場からはどうなのでしょうか?
例えば、Lenovoの製品をNECの取扱店で購入することができるようになるでしょう。また、修理やメンテナンスについても、やはりNECの取扱店で受けることができるでしょう。
日本ではLenovoの取扱店が少ないので、NEC製品を買う上でのメリットは少なそうです。やはりLenovo製品が今までよりかなり身近になるというところがメリットとして大きいでしょう。
消費者目線からはNECに対するメリットがないように思えますが、合弁の当事者同士はメリットが大きいようです。
詳しくは記事を見ていただきたいのですが、NEC側からみると、CPUとWindowsを大量に仕入れることができるようになるので、大幅に割引が効くそうです。Lenovoといっしょにまとめるわけですから大変な数になります。
また、Lenovo側からすれば、NECの販売網が使えることやNECの持つ技術を供与してもらえるなどの点が大きいようです。
上記の点から考えれば、NECの製品が多少安くなってもよさそうなのですが、浮いた差額をどのように振り分けるかが注目されますね。
細かく見るとLenovoに有利なような気もしますが、市場規模が3,000万台(Lenove)と250万台(NEC)ではやむを得ないかもしれませんね。
大手の日本企業が絡んでいるだけに、とにかくこの提携がうまくいってくれることを願います。