バッファローで有名なメルコホールディングスが決算を発表しました。(詳しくはこちら)
それによると、結構な黒字が出ているようですが、どうやら今までとはその質が違ってきているようです。
バッファローといえばメモリの会社というイメージです。しかし、メモリの販売は振るわず、その代わり外付けHDDと無線LANがかなり好調だったようです。
メモリの不振は、標準搭載の量が増えているので、増設しなくても問題なく使えてしまうPCが多いことや、低価格な製品が出回っていることなどが主な原因のようです。
一方外付けHDDはデジタル家電用として、テレビに接続して録画用に使うというものが多く出たようです。
また、無線LANはお家芸的なところもあるので、順調な伸びといったところなのではないでしょうか。
I-O DATA にしてもやはりメモリは振るわないようです。メモリが主力でやってきた会社でも、少しずつ別の方向に転換していかないといけないのでしょう。
どんな商売でも、昔のまま全く同じようにすることはできないのかもしれませんね。
しばらくの間はデジタル家電関連やネットワーク関連などでいけるとしても、きっとその先にまた新しい動きが出てくるのでしょうね。
やっぱりコンピューター業界での商売は大変です。