新型エルグランド発売

いよいよミニバンの王様エルグランドがモデルチェンジして発売しました。

詳細は日産のサイトを見るとして、気づいたことを書きます。

新型エルグランドのエンジンは3.5Lが6気筒で、2.5Lが4気筒です。最近のすべての車の傾向だと思いますが、2.5L以下なら4気筒エンジンになるという場合が多いようです。20年前なら2Lでも6気筒でしたから随分変わりました。

昔は、一般的に1気筒あたり500CCを超えると振動が大きくなって滑らかではなくなるとされていました。なので、2Lで4気筒か6気筒かという違いは非常に大きかったです。しかし、時代とともに4気筒でも十分滑らかなエンジンができるようになり、現在では2.5Lでも4気筒で問題ないのでしょう。

確かに、6気筒以上の多気筒エンジンは滑らかなのですが、摺動抵抗が大きくなったり、重くなったり、寸法が大きくなったりして弊害も有ります。なので、どちらかというと贅沢なエンジンということで、高級車に採用される場合がほとんどです。(6気筒を積んでいれば高級車と考えられている場合も有ります。)

では、エルグランドのエンジンはどうなのでしょうか。試乗したわけではありませんが、同じエンジンのQR25DEを積む車ルノーコレオスに試乗したことがあるので、その時の印象をお伝えすると、非常に滑らかで4気筒臭さは感じませんでした。トルクも十分で、「これなら確かに4気筒で十分か」と思ってしまいました。

エルグランドに積むエンジンは名前は一緒でも新しい世代になっているようなので、満足のできるものなのではないでしょうか。車本体の価格も低く抑えられているので、結構お買い得の様な気がしますが、売れ筋は3.5LのHighway STARのようですね。

このクラスのミニバンを買われる方は、余裕のあるグレードを選ぶのかもしれませんね(セダンならフーガ以上のクラスに相当するでしょうからね)。

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