NEC からバイオプラスチックを採用した PC が発売されるそうです。（詳しくはこちら）
PC の環境対策というと、省電力化へ目がいきがちですが、実は構成部品の素材も検討の余地があったのですね。
よくよく考えてみれば、都市鉱山といわれるくらい、いわゆる「レアメタル」を使いまくっているのが電子機器です。そうすると貴重な資源を無駄にしないように考えるのは当然です。
また、そういった観点から、レアメタルばかりに気を取られてしまいますが、再生しにくいと思われるプラスチックを、植物由来の原料を多用したバイオプラスチックに変えるのは、今後非常に重要なことになるだろうと思います。
リサイクルのために山積みされている PC を映像等で見る度に、「レアメタル以外の素材はどうするのだろう？」と疑問に思っていましたが、今後素材が変わっていけば、土にかえすことだって不可能ではなくなります。
環境に配慮する技術は日本がトップクラスでしょうから、こういったところから景気浮上の糸口が見つかるかもしれませんね。