最近は画面という画面が液晶です。
テレビ、パソコンなど画面を使うものはほとんどが液晶ですが、ことタブレットPCとなると液晶画面の使い方や接し方が普通とは異なります。
特にタブレットPCの場合は画面に直接触れることになります。付属の専用ペンを使いますが、どうしても表面を傷つけることになるのです。
そこで画面保護用に液晶保護フィルムを購入してとりつけてみました。
今回購入したのは、エレコムの液晶保護フィルムEF-FLシリーズの「EF-FL121W」というものです。これは12.1型ワイド液晶に対応するもので、HP 2730p や tx2 にぴったり合います。（サンワサプライにも同等品がありますが、サイズがやや小さいようです。）
フィルムの難しいところは、貼り付けの際に気泡ができないようにすることですが、その辺についてコツをご紹介します。
- 液晶画面は良く拭いてほこりがない状態にしてください。少しでもほこりがあるとそれが気泡のもとになります。
また、tx2 に貼る場合はわずかに大きさが合いませんので、フィルムの角を斜めに少し切り落とします。（りけいシートをはがす前に合わせてみるとよくわかります。） - 位置合わせを入念に行い、イメージトレーニング（結構重要です！）をしてください。
- 画面のほこりに注意しながら、りけいシートを半分ほどはがして少しずつ貼ります。（気泡を作らないように丁寧に）
- 貼り合わせたら気泡がないかよく確認します。
ここまでは割とよく言われることですが、ここからは経験談です。
気泡が見つかった場合それがほこりによるものであれば、一度フィルムをはがすことになりますが、ポイントはどうやってはがすかということです。私は爪でひっかいてはがしてしまったので、フィルムの角が少し曲がってしまい、密着できない部分ができてしまいました。
ではどうするかというと、セロテープを貼って引っ張ってはがすという方法をとります。ただし、セロテープでもかなり強力に貼りつくので、ほんの少しだけ貼ってそ～っとはがします。はがした後はほこりが画面に残っていれば拭き取り、フィルムに貼りついている場合はセロテープで取ります。
こうすることでフィルムを傷めることなくきれいに貼ることができます。
さて、タブレットPCに貼るとペンやタッチはどうなるのかということですが、これは全く問題なく動作します。タブレットの画面は独特の表面処理になっていますが、フィルムによって見やすい画面になります。ただし、ノングレアタイプのフィルムでもそれなりに映り込みはしてしまいます。
ペンを使ったときの感触は良くなりますが、強く書くと一時的にフィルムに跡が残ります。しばらくすると消えますので、傷がつくわけではないようです。
金額が安いので、画面保護という観点からはかなり重宝するでしょう。画面が傷つかないということで積極的にペンを使う気にもなるので、精神面でも意味は大きいと思います。傷ついたら交換すればよいだけですからね。
タブレットPC使いは一度検討してみてはどうでしょうか？