Flash Player アップデートその裏にある問題点?

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Flash Playerがアップデートされていますが...

Adobe の Flash Player がアップデートされましたね。ほんの数日前にアップデートが出たと思ったら、またすぐアップデートです。一体何があったんでしょうか?

緊急アップデート

Flash Player に非常に危険な脆弱性が見つかり、緊急にアップデートが公開されました。細工されたサイトにアクセスすると、最悪の場合OSを乗っ取られるというものです。

過去にも似たようなことがあり、そのたびに頻繁にアップデートされてきました。しかし、どうも今回の脆弱性の見つかり方が変なんですよ。

脆弱性の発見経緯とは?

今回の脆弱性はイタリアのセキュリティ企業「Hacking Team」から情報が流出したことによって発覚したんです。この情報だけでは『?』なんですが、よく調べるとちょっとおかしいんです。

このHacking Teamは各国の政府などに監視ソフトなどを提供しているんですが、なんとOSやアプリケーションソフトの脆弱性を利用して監視していたようなんです。

だから漏れるはずのない情報が、いろいろなところから漏れていたわけです。正規のやり方ではなく脆弱性を突いているんだからそりゃ情報を盗むことなどたやすいわけです。

そしてそのHacking Teamから情報が流出してしまうという間抜けなことをしてしまったわけなんです。脆弱性を突いて情報収集していた会社がおそらく脆弱性を突かれたわけですから、笑うに笑えません。

まとめ

脆弱性を突くような製品を作って販売するということが道義的にどうなのか個人的にはとても疑問です。しかもその脆弱性は明るみになっておらずマイクロソフトやAdobeも把握していなかったものらしいので、それでセキュリティ会社を名乗るのはいかがなものか。

こういったことがこの1社だけなのか、他にもやっている会社があるのか、何だかセキュリティ関係の会社が急に信用できなくなってきました。ウイルスに対するパターンファイルがすぐに投入できるのは自作自演ではないのか? 何て疑いたくなってきます。

世の中きれいごとでは決して進まないし、ある程度の狡猾さは必要ですが、今回の問題は信用というものの根幹を揺るがしかねない気がします。

果たしてこのネット社会に信用できるものがあるのか? すべてをオウンリスクで考えなければいけないのか? ネット利用者は今一度考えないといけないんじゃないでしょうか。

あなたの使っているPCやスマホ、情報が筒抜けかもよ...。

と、最後ちょっとだけ脅して Flash Player アップデートに関する問題点の記事を締めますね。

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