スポンサーリンク
タッチパネル付の液晶ディスプレイについて考えます。
グリーンハウスより「GH-LCT22B-BK」という21.5型の液晶ディスプレイが発売されました。これはタッチ対応なんですが、実際この手の製品はどうなんでしょうか?
どんな製品?
まずは簡単にスペックを紹介します。
- 画面サイズ:21.5型
- 最大解像度:1,920×1,080ドット
- 表示可能色数:約1,677万色
- 応答速度:5ms(オーバードライブ時2ms)
- 輝度:250cd/平方m
- コントラスト比:1,000:1
- 接続端子:アナログ×1、DVI-D×1、HDMI×1
これに光学式の2点タッチ機能が付きます。タッチはパソコン本体とUSBで接続して利用できるようにします(対応OSはWindows7/8/8.1)。
使い道は?
おそらく、一般家庭などで画面を直接触って操作することを狙っているんだろうと思います。しかし、こういった製品を使うような状況はあまり見かけたことがないですね。
タッチよりもマウスやキーボード操作の方が正確なので、機能があっても使わないことがほとんどのような気がします。
ただし、一応ペンが付いているようなので、電磁誘導型ではないにしても絵を描いたり字を書いたりするような作業には向くかもしれませんね。
まとめ
個人的にはこういうペンが使えるような液晶はあると便利だなあと思うんですが、いかんせん光学式だと反応や書き心地が今一つです。
スマートフォンやタブレットの人気があるのはタッチ機能があるからではありません。これらの製品はコントローラーがないので直接画面を触るしかないんです。
だから、「タッチ=便利」とか「タッチ装備=売れる」ではないんですよ。その辺の本質をよく理解して製品を登場させてほしいと思います。