SanDisk から、DIMMスロットに装着できる SSD 『ULLtraDIMM』が発表されました。
DIMM スロットに装着するためほとんど遅延することなくデータアクセスができるそうで、シーケンシャルリード1GB/s、シーケンシャルライト760MB/sの転送能力があるそうです。
ただし、この SSD が装着できるのは Registerd DDR3 DIMM スロットなので、実質的にはサーバー用のマザーボードでないと使えないでしょう。
既存のインターフェイスでは遅いということでこのような方法を取ったのでしょうが、これはやがて訪れるであろう新しいコンピューターの形への布石かもしれません。
つまり、主記憶装置が補助記憶装置も兼ねてしまうという方法です。
このような形になれば、わざわざファイルをロードしてメモリ上に展開しなくても、展開したものを保存しておいて、すぐ使えばよいということになるので、かなりの高速化が期待できます。
主記憶、補助記憶という概念からおさらばする日がいよいよ来るのでしょうか!?