DDR3メモリの価格が急激に上がったようです。
これは、SK Hynix の中国工場で火災が発生してからおこっている現象だそうです。
工場の操業停止や減産がそんなすぐに影響するわけはないでしょうから、メモリチップ不足になるとの先を読んでの値上げでしょう。
今すぐに入用でなければ、メモリ購入はしばらく様子を見たほうが良さそうです。
他のメーカーチップを搭載した製品でも影響を受けている場合もあるようですから、やはり便乗値上げが起こる可能性もあります。
ただ、本当に品薄になって値上げせざるを得ないということも考えられるわけで、世界的に見て高性能なメモリを作ることができるメーカーが3社ほどしかないことを考えると、アクシデントにきわめてよわっくなっていることがよくわかります。
メーカーが集約してコストを削減できる代わりに操業停止になったり減産するような事態になると途端に市場価格が影響を受けるという弱い部分も見えています。
なかなか商売というのは難しいものだなあと思いますね。