長野県で実施された信号交差点のラウンドアバウト化についてニュースサイトで動画を見ることができます。(FNN)
まだ中央の部分は作られていないようですが、カラーコーンとバーで仕切って見事にラウンドアバウト化しています。
特に交通量の少ない交差点では非常にスムーズな交通が確保されるでしょう。
利点をまとめると
- 信号機がいらないのでスムーズで停電時も交通を確保
- 何本の道路でも接続が可能
- 交差点の秩序は自分たちで作るのでかえって安全になる
などです。
特に信号機はあると電気を使うだけでなくメンテナンスも必要です。(つまりどこかの業者がもうかる仕組みでもあるわけですね)
また、信号機は簡単に無視できますので、構造上それができない交差点ということに意義があります。
公共事業という観点から考えたらラウンドアバウト化するほうが、土木工事が必要になり、信号機のメンテナンスがいらなくなり、交通もスムーズになるのですからみんなにメリットがありそうです。
ちなみに通行方法は、左側通行ですので左折で進入して、左折で出ることになります。もちろん直進でも2回の左折ですし、ぐるっと1周すればUターンもできますね。(Uターンによる事故を防ぐことも可能です。)
なお、交通量が多いとかえって渋滞する場合が多いので、場所によって使い分けが必要ですが、このような試みがどんどん広がっていってほしいと思いますね。