6気筒エンジン

ボルボは将来的に6気筒エンジンをやめるそうです。

従来、6気筒エンジンといえば、プレミアムの象徴のような存在でした。

しかし、最近は4気筒エンジンが非常に良くなっており、6気筒でなくても問題ないと思えるものも出ています。

昔から、エンジンは1気筒あたり500ccまでがちょうど良いといわれています。それ以上の容積になると、急激に振動が増えてうるさいエンジンになるからです。

なので、ちょっと前は2000ccで6気筒のエンジンも多く存在しました。4気筒で2000ccだとちょうど1気筒あたり500ccとなるので、境界線なわけです。

ところが、最近は2500ccでも4気筒エンジンというのが当たり前です。

昔のイメージでは、とても振動が多くてうるさいということになりますが、決してそうではありません。

例えば、日産のQE25DEという4気筒エンジンは、6気筒並みに振動が少なく滑らかです。部品点数が少ない分軽く仕上がりますし、レシプロエンジンは4の倍数のほうがバランスが良いという話も聞きます。(4サイクルだからかな?)

フォルクスワーゲンのパサートも4気筒エンジンになりました。

もはやエンジンの気筒数で高級感を感じるような時代ではないのです。実際の性能を感じ取るべきなのです。そしてそれが本質ですしね。

なので、エンジンについてはトルクや馬力、燃費などの数字に目を向けるべきでしょう。

気筒数はあまり意味をなさないというのが、これからのエンジンの判断基準ですね。

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