無線LAN子機の設定

安定して動作する新しい無線LAN親機がある場合は以下のような設定が可能です。

[電源オプション]の[省電力モード]の設定で、「省電力(高)」を指定できます。これによってバッテリー駆動の場合は、無線LANを有効にしながらもかなり省電力になります。

ドライバ(Intel WiFi Link 5100 AGN の場合)の設定では、[スループットの増加]を「有効」にすると通常よりレスポンスが良くなるようです。また、[バンド 2.4 用 802.11n チャネル幅]を「自動」にすると、11n デュアルチャネル動作ができる親機の場合に倍の速度が出せます。(2.4 用が 11b/11g に対応し、5.2 用が 11a に対応します。)

ネットワークアダプタの[QoS パケット スケジューラ]を「有効」(チェックを付けた状態)にしておけば、WMM(Wi-Fi MultiMedia)に対応した無線LAN親機との通信時に安定してストリーミングが行えるようです。(ただし、根本的な速度や安定性はインターネット接続環境に依存します。)

親機が安定していれば、これらの設定は特別変更しなくても十分快適に動作するでしょう。逆に安定性を欠いている場合は、これらを無効にすることで、安定するかもしれません。ですが、無効にしないと安定しないという状況の場合、それ自体問題があるような気もします。私の使用環境では、実際に有効状態で何ら問題なく動作していますから。

結局、安定している場合は、子機の設定を特に触らなくても十分快適に動作しますから、上記設定はあくまでより能力を引き出したい場合に行うと良いと思います。

ネットワークとは不思議で難しいものですね。何もしなくても安定する場合もあれば、何をやっても安定しない場合もあるわけですからね。

スポンサーリンク

シェアする

スポンサーリンク