Aterm WR8150N の設定

無線LAN の親機を交換してからは快適です。

Aterm WR8150N は高速・高安定性で価格も安く、非常にコストパフォーマンスが高いと感じました。

さて、この装置の設定について、いくつかポイントがあるのでその部分だけお話します。というのも、ほとんど解説するところがないくらい簡単ですぐ使えるからです。そこで、ちょっと分かりにくいとか、勘違いしやすいところを解説します。

  • ポイント1
     まず、「らくらく Web ウィザード」という最初に出てくる画面のところですが、ここではパスワードを設定します。ポイントはパスワードを2回入れるようになっていることです。(ユーザーIDとパスワードの入力画面ではありません。)
     一般的な製品ですと、指定されたユーザーIDとパスワードを入れて使用する場合が多いのですが、まずパスワード決めから始まりますので、気をつけてください。
  • ポイント2
     アクセスポイント機能(動作モード「無線LANアクセスポイント」)のみ使用する場合は、なるべく「IPアドレス自動補正機能」を OFF にすることです。ネットワークに合ったIPアドレスを手動で設定して使用することをお勧めします。そうしないと設定されたIPアドレスが分からなくなるからです。(私はこれではまってしまい、強制初期化しました。)
  • ポイント3
     内容を変更した後は、必ず画面左上の「保存」ボタンをクリックすることです。設定を変更するとボタンの色がからに変わるので、必ずクリックしてください。そうしないと設定が保存されません。(親切なような気もするし、面倒なような気もしますね。)
  • ポイント4
     マルチSSID機能で初期設定では二つの無線LANが存在することになりますが、これはPC用とゲーム機用などに分けるためのもので、必要がなければセカンダリの方を止めるとよいです。ゲーム機用はセキュリティが低く危険です。PC用とは分離されていますが、気持ちの良いものではないですね。(なお、止め方はこちらをご覧いただくと詳しく出ています。)
  • ポイント5
     無線LANアクセスポイントで利用する場合は、ECOモードの「タイマ動作」が使えなくなります。ルータ機能を切ると、どうやら自動時刻設定が働かなくなるようで、そのためにタイマが使えなくなるようです。(マニュアルには明記されていません。記載がありました。分かりづらい、太字にしてくれ~ 笑)
  • ポイント6
     無線LANアクセスポイントで利用する場合は、Windows のネットワーク一覧に装置が表示されません。ブラウザで、IPアドレスを指定して設定画面を表示してください。(IPアドレスが分からないために強制的に初期化した理由はここにあります。このことについてもマニュアルには記載されていません。)

以上が気をつけるべきポイントです。

マニュアルについては不備といえば不備ですが、詳しいことを知らない初心者ならば余計な情報がない分、すっきりと分かりやすいと思います。しかし、詳しい人が見ると物足りない内容になっているといえます。つまり初心者が見ることを想定したマニュアルのようですので、目くじらを立てるようなものではないでしょう。

インターネットのサイトに詳しい内容が出ていますが、上記に挙げたポイントでやや情報が足りないと感じる部分がありました。出来れば設定画面を2種類にして、初心者向けの「簡易版」と上級者向けの「詳細版」に分けてほしかったです。

ですが冒頭でも書いたとおり、コストパフォーマンスが相当高いので、切り詰めたところがあっても仕方ないでしょうね。(これから末永く使っていきたいと思います。)

次回は PC 側(無線LAN子機)の設定について解説します。

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