タイヤ交換を自分でやる前に、知っておくべき7点とは?

タイヤ交換を自分でやる前に、知っておくべき7点とは? タイヤ

タイヤ交換自分でやる前に、知っておくべき7点を説明します。読者対象は、タイヤ交換を自分でやるときの注意点を知っておきたい方です。筆者の経験をもとに、ぜひ知っておいていただきたいポイントを解説しています。

タイヤ交換を自分でやる意味とは?

「タイヤ交換を自分でやりたいけれど、うまくいくだろうか?」と疑問を持たれている方は多いのではないでしょうか。確かに、やったことがないと分からないことだらけなので、不安になるのは当然ではないかと思います。

タイヤ交換を自分でやりたいと考えている方は、おそらく「費用を節約したい」という思いとか「自分でやるDIYが好き」などの思いがあるのではないでしょうか。でも、失敗したら壊したり危険な目にあったりと大変なことになりかねませんよね。

そこで、実際のところタイヤ交換を自分でやって大丈夫なのか、ねらい通りになるのかを分かりやすく解説しようと思います。

タイヤ交換を自分でやる前に、知っておくべき7点はこれです!

それでは、タイヤ交換を自分でやる前に知っておくべきポイントをご紹介します。ポイントは全部で7つありますので、しっかり頭に入れてください。

タイヤ交換を自分でやると、費用の節約になるのか?

タイヤ交換を自分でやるときに一番気になるのが、「費用の節約になるのか」という点ではないでしょうか。安くなればいいけれど、かえって割高になってしまっては意味がないですよね。では、実際のところどうなんでしょうか?

単純に言えば、費用の節約になります。人件費を自分自身が動くことで安く済ませるわけですから、当然のことながらその分だけ費用が掛かりません。ただし、ある程度工具をそろえるとその分の金額が発生しますので、単純な計算では答えが出ません。

ただし、自分でタイヤ交換する回数が増えればやがて工具分の費用も回収できますから、明らかに安くなるでしょう。特に、自宅に複数台の車があるなど、タイヤ交換の頻度が多い方の場合は、自分で行うことによる費用対効果は一気に良くなりますよ。

タイヤ交換を自分でやるのは難しいのか?

一見すると、かなり難しいことをしているように感じるかもしれません。しかし、慣れてしまえば割と簡単です。実際に降雪地(筆者は金沢市在住)の場合、自分でタイヤ交換する方はかなり多いんですが、皆さん淡々と作業をこなしていらっしゃいますよ。

また、タイヤ交換作業の難易度を大きく下げるためには、工具を揃えることが重要です。便利な工具が多数ありますので、必要なものを購入しておけば、作業が簡単になるだけでなく時短にもなり疲労も最小限です。

このサイトでは具体的なタイヤ交換のやり方を説明していますので、何度か目を通して頭に入れてしまえば、思ったほど難しくないことがお判りいただけるでしょう。

参考 以下のページで、タイヤ交換のやり方や手順を詳しく説明しています。

タイヤ交換を自分で、ポイントを詳しく解説!
タイヤ交換を自分で行う時の、ポイントを説明します。読者対象は、タイヤ交換を自分でやりたい初心者の方ですが、慣れた方でも気づきがあると思います。失敗のない確実な手順を解説しているからです。

タイヤ交換を自分でやるときに必要な工具は?

タイヤ交換を自分でやるときに必要な工具ですが、「ジャッキ、レンチ」この2つがあれば作業はできます。車載の工具があればそれを使うことができますが、できることなら別に用意したいところです。なぜなら、車載工具は緊急事態用の簡易的なものだからです。

ジャッキはなるべく油圧式のものなど、作業効率の良いものを用意してください。また、レンチはクロスレンチ(十字レンチ)があればかなり作業が楽です。さらに、トルクレンチもぜひ準備しましょう。これは締め付けトルクを規定値に合わせるためです。

他にあると便利なのが、インパクトレンチです。ナットやボルトを緩めたり締めたりするときに力が要らないのでかなり楽に作業ができますよ。電動式のエアコンプレッサーもあるとより一層便利です(これらはなくてもそんなに困らないでしょう)。

参考 以下のページで、工具について詳しく説明しています。

タイヤ交換の工具、この5点を用意しよう!
タイヤ交換の工具について、用意すべき5点をご紹介します。読者対象は、タイヤ交換を自分でやってみたい初心者ですが、慣れた方にも気づきがあると思います。プロにも負けない確実なタイヤ交換が目指せるからです。

タイヤ交換を自分でやると時間がかかるのか?

タイヤ交換を自分ですると、時間がかかる場合とそうでない場合があります。どういうことかというと、初めてタイヤ交換をするときのように、慣れていないときは時間がかかると思います。また、道具を別途揃えていないときも時間がかかります。

逆に、十分に慣れていて道具もそろっていれば、かなり短時間で作業できます。筆者の場合は正味30分ぐらいで4本の交換ができます。これは慣れているのと道具がそろっているからです(家族が手伝ってくれた場合はさらに時短になっています)。

ですので、「慣れ」と「道具」の2つの条件がクリアできれば、かなり短時間でタイヤ交換ができると思ってください。

むしろ、ホイールの洗浄など、交換作業の後の方が時間がかかるうえに面倒なのではないでしょうか。

タイヤ交換を自分でやるときは体力や腕力が必要なのか?

タイヤ交換を自分でやるときは、体力はそんなにいらないと思いますが、腕力はある程度必要です。なぜなら、大きなタイヤの場合はかなり重いからです。例えば、筆者の車に装着しているタイヤは225/45R17というサイズですが、20Kgほどあります。

これをほんの一瞬ですが、持ち上げないといけません。また、交換場所まで運ぶ必要もありますので、どうしても腕力が必要になるんです。また、手回し式のジャッキを使っている場合は多少の腕力と体力が要りますし、レンチを使う時にも力が必要です。

これらについては、道具をそろえることでかなり楽になるでしょう。油圧ジャッキやインパクトレンチを使えば相当楽ですし、タイヤを持ち上げてくれる器具も売っています。結局のところ、工具の用意次第で腕力や体力はカバーできるといえます。

タイヤ交換を自分でやるときに必要な知識とは?

タイヤ交換自体の知識は当サイトでご紹介していますので、ぜひご覧ください。その他に必要なこととしては、車両情報を事前に確認しておくことでしょう。調べておきたいのは、以下の2点です。

  • ジャッキアップポイント
  • ナット・ボルトの締め付けトルク

ジャッキアップポイントとはジャッキを当てる場所のことで、車によって異なる場合があります。ほとんどの場合は車体底部の横のタイヤに近いところですが、サスペンションアームにジャッキを当てる場合もありますので、よく確認が必要です。

締め付けトルクは締める力のことで、車によって異なります。車の取扱説明書を読んで確認しておきましょう。記載されている規定値に従ってトルクレンチで確実に締め付けます。これらはかなり重要ですので、車ごとに調べておきましょう。

※ こちらのページで詳しく説明しています。

タイヤ交換を自分で、ポイントを詳しく解説!
タイヤ交換を自分で行う時の、ポイントを説明します。読者対象は、タイヤ交換を自分でやりたい初心者の方ですが、慣れた方でも気づきがあると思います。失敗のない確実な手順を解説しているからです。

タイヤ交換を自分でやるのは危険なのか?

「タイヤ交換を自分でやるのは危険なんじゃないの?」と感じている方もいらっしゃると思います。基本に沿って行えば問題ないでしょう。筆者は何回もタイヤ交換作業を行っていますが、1回も危険を感じたことがありません。

問題は、基本的な交換手順を守らなかったり、安全確認を怠ったりした場合です。なんでもそうですが、守るべきことを破ったときが一番危ないんです。ルールを守ってタイヤ交換を行えば、まず危険な目に合うことはないと思いますよ。

※ こちらのページで詳しく説明しています。

タイヤ交換を自分で、ポイントを詳しく解説!
タイヤ交換を自分で行う時の、ポイントを説明します。読者対象は、タイヤ交換を自分でやりたい初心者の方ですが、慣れた方でも気づきがあると思います。失敗のない確実な手順を解説しているからです。

まとめ

ここまで、タイヤ交換を自分でやる前に知っておくべきポイントを、7つ挙げてお話してきましたがいかがでしたでしょうか?

タイヤ交換を自分でやるときに気になるポイントを押さえたつもりなので、ご理解いただけたのではないかと思います。大事なポイントは、「できるだけ工具をそろえること」「作業を理解して慣れること」「手順を端折らず守ること」だと思います。

これができれば、安全かつ最小限の労力で、簡単にタイヤ交換ができるでしょう。タイヤ交換作業は慣れてくると、部屋の電球を交換するぐらいの感覚になります。「こんな簡単な作業を人に頼むなんて…」と思うようになるかもしれませんよ。

タイヤ交換をまだ自分でやったことのない方は、ぜひこの機会にチャレンジしていただければ幸いです(「難しい」と思った場合は無理せず技術者に頼んでくださいね)。

以上、タイヤ交換を自分でやる前に知っておくべき7点を、お話ししました。

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