ルノーメガーヌ2RSのタイヤを新調して交換する際に、知っておくべき5点を説明します。読者対象は、タイヤ交換の注意点を知りたい方です。一般論ではなく、実際の使用者にしか分からない重要ポイントを解説しています。
なぜメガーヌ2RSのタイヤ交換は、注意が必要なのか?
「メガーヌ2RSのタイヤ交換は、どんなところに注意すべきだろうか?」と考えたために、あなたはこちらのページをご覧のことと思います。メガーヌは普通ですが、メガーヌRSはかなり特殊なので、注意点があると考えるのは当然です。
実際のところ、タイヤサイズの問題は無いんですが、ホイールが特殊なのでやや注意が必要になると思います。つまり、タイヤ選びの問題もありますが、交換の際にホイールに関連した部分も気をつけておく必要があるわけです。
そこで、メガーヌ2RSのタイヤを新調交換する際はどこに気を付けるべきなのか、詳しくご紹介していきましょう。
メガーヌ2RSのタイヤ交換、知っておくべき5点はこれです!
それでは、メガーヌ2RSのタイヤ交換について知っておくべきポイントをご紹介します。全部で5点ありますので、ぜひ最後までしっかり目を通してください。
できるだけ純正サイズに合わせること!
まず守るべきなのが、タイヤサイズは純正に合わせることです。なぜなら、メガーヌ2RSの能力を最大限に発揮するためには、直径を合わせておく必要があるからです。タイヤ径が変わってしまうと、メーターやセンサーにも影響を及ぼします。
特に、標準装着タイヤのサイズが17インチと18インチでは直径が異なります。インチアップ・ダウンをする際には、直径が大きく変動しないように気を付けないといけません。ちなみに、17インチの直径は634mmで、18インチの直径は645mmです。
例えば、17インチから18インチへアップする時は、225/40R18しか選択できないと思います。逆に18インチから17インチへダウンする場合は、235/45R17しか選択できないということになるでしょう。
できるだけスポーツ系タイヤを選ぶこと!
タイヤを新調して交換する際は、できるだけスポーツ系タイヤを選ぶことをお勧めします。これは筆者の経験則からなんですが、メガーヌ2RSはトルクの大きいエンジンを搭載しているので、これに耐えるハイグリップタイヤが必要なんです。
コンフォート系のタイヤを履いて走れないわけではありませんが、ちょっとラフなアクセルワークをしてしまうと、結構簡単にホイールスピンしてしまうでしょう。特に雨の日は簡単に滑ってしまいます。
また、車自体がハイグリップタイヤの装着を前提としたチューニングになっているようなので、スポーツ系のタイヤを履かないと性能のバランスを崩してしまう可能性があるんです。そのような点からも、スポーツ系タイヤをお勧めします。
なるべく乗り心地の良いタイヤを選ぶこと!
メガーヌ2RSは足回りがかなり固いので、なるべく乗り心地の良いタイヤを選びたいところです。ですが、先に説明した通りコンフォート系を選ぶわけにはいきませんので、スポーツ系タイヤの中から乗り心地の良いものを見つける必要があります。
ただし、乗り心地は人によって感じ方が違うと思いますので、ご自分の感覚に合ったものを見つける必要があるでしょう。評判をよく調べて、好みのものを見つけるようにしてください。おそらく、上位クラスの製品であれば問題ないと思います。
タイヤの扁平率が45や40とかなり低いので、タイヤそのものの乗り心地はかなり大きく差が出ると思います。ちなみに、筆者はコンチネンタルのエクストリームコンタクトは乗り心地が良いと感じました(あくまでも個人の感想ですが)。
できるだけ純正ホイールを使うこと!
「タイヤを新調することだし、ホイールも社外品に交換だ!」と思われる方もいらっしゃるでしょうが、できる限り純正ホイールを使ってください。というのも、サスペンションが特殊なため、性能が引き出せない恐れがあるからです。
実際問題として、そもそも社外ホイールがほぼありませんので入手は困難だと思いますが、ギリギリのツライチみたいなことはやらない方が良いでしょう。もしホイールを変えたいなら、純正品を探ってみてください。
メガーヌ2RSは走りのためにとんでもなくお金をかけている車ですので、見た目を変えるために走りを犠牲にするのはお勧めしません。
参考 ホイールに関しては、以下のページで詳しく説明しています。
エアバルブ(ゴムバルブ)はロングタイプを使うこと!
タイヤを新調したら、当然ホイールに組み込むわけですが、その際にエアバルブも同時交換すると思います。バルブはゴム製で消耗品ですからやむを得ませんが、その際に一般的なエアバルブを使うと、ちょっと短いんです(17インチの場合)。
実害はありませんが、空気を入れるときに作業がしにくくなります。本来であれば、専用バルブをディーラー経由で購入するところですが、実はロングタイプと呼ばれるトラック用の長いバルブを使えばうまく適合します。
お店で取り扱いが無い場合は、通販で別途購入しましょう。結構安く買えますので、専用バルブを購入するよりもかなりお得ですよ。
参考 型式は、ノーマルサイズがTR413で、ロングサイズがTR414です。
まとめ
メガーヌ2RSはスポーツモデルであるという点と、そのために特殊サイズのホイールを装着しているという点が、タイヤ交換に大きく影響しているのがお分かりいただけたのではないかと思います。つまり、選択の幅がやや狭くなるといえます。
また、エアバルブの長さという通常は考えないようなポイントもありました。これは、実際にオーナーになってタイヤを交換するということを経験しないと分からないことではないかと思います。やはり、ロングバルブが適切だと実感しましたね。
ご紹介したポイントを押さえておけば、全く問題なくタイヤ交換ができると思いますよ。
以上、メガーヌ2RSのタイヤ交換についてポイントをご紹介しました。
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