メガーヌのアンテナ、知っておくべき6つのポイント!

メガーヌのアンテナ、知っておくべき6つのポイント! メガーヌ

ルノーメガーヌアンテナについて、知っておくべきポイントを6つご紹介します。標準装備のアンテナをなんとかしたいとお考えの方は、ぜひご一読ください。様々なアンテナだけでなく、交換方法についても触れています。

メガーヌのアンテナとは?

ルノーメガーヌのアンテナは、基本的にはロッドタイプのものがリアハッチの近くに立ててありますよね。「別に気にならない」人もいれば、「これがヨーロッパ車の証だよ」という人もいれば、「何とかならないだろうか」という人もいます。

感じ方は様々でしょうが、車庫の関係などで物理的に邪魔になってしまい何とかしたいという方や、もっとファッショナブルにしたいという方は少なくないと思います。かくいう筆者も、物理的に邪魔にならないよう工夫しています。

そこで、メガーヌのアンテナはどんなことができるのか、詳しくご紹介しましょう。

メガーヌのアンテナ、知っておくべきポイントは6つ!

それでは、メガーヌのアンテナについて知っておくべきポイントをご紹介します。ポイントは6つありますので、最後までしっかりと目を通してください。

最新型のメガーヌなら、シャークアンテナがあります

最新型のメガーヌであれば、シャークアンテナが純正のオプション部品として用意されています。また、標準でシャークアンテナを装備しているグレードもありますので、特に心配する必要はないのではないでしょうか。

現在筆者が確認できているのは、メガーヌ4以降ではシャークアンテナが用意されているというところまでです。したがって、メガーヌ3以前の場合は純正品でシャークアンテナを入手できないと思います(少なくともメガーヌ2にはありません)。

純正品であれば間違いなく適合するので安心ですが、その一方でかなり高額です。執筆時点での定価は22,000円ですので、なかなか手が出ないかもしれませんね(汗)。

社外品のシャークアンテナを使う方法も

メガーヌ3以前の場合や、最新のメガーヌでも「純正オプションは高価だからちょっと」という方は、社外品のシャークアンテナを入手する方法もあります。楽天など通販サイトで調べると、かなりの種類が見つかります。

市販のシャークアンテナ
※市販シャークアンテナの一例

金額も1,600円ぐらいからありますので、かなりお手頃ですね。ルノー純正が黒一色であるのに対し、様々な色が用意されているのも社外品の魅力になるでしょう。ただし、確実に取り付くという保証はありませんので、ちょっとした賭けですね…。

また、純正品でも受信感度が下がる可能性がありますので、社外品であればなおのこと受信感度が心配です。その点をうまく考慮している製品を選ぶのが良いと思います。

中には、シャークアンテナ風のダミーアンテナもあります。よく確認して購入しましょう。

ショートアンテナを使う方法があります

「形は気にしないから、もうちょっと短くなってくれればよい」という方は、ショートアンテナという選択肢もあります。標準のロッドアンテナと比べるとかなり短くなりますので、物理的に邪魔になる可能性は低いと思います。

ショートアンテナの一例
※ショートアンテナの一例

ところで、ショートと言っても製品によって長さは様々あるようで、5cmぐらいのものから10cmくらいのものまであります。また、受信感度は確実に落ちます(筆者も自身で購入して確認したことがあります)。

その他にも、硬いタイプのものと柔らかく柔軟なタイプがあります。柔らかい方が何かに当たった時に安全な気がしますが、これは好みの問題かもしれませんね。

ちなみに楽天など通販サイトで調べると、価格は1,000円未満ぐらいからあるようです。M5というネジに対応していれば使えるはずです(メガーヌ2RSはM5ネジです)。

ジョイントをつけて折り曲げることも可能です

「純正のロッドアンテナは残したいけれど、高さを何とかしたい」という時には、アンテナジョイントを取り付けて、根元で折り曲げる仕様に変更してはどうでしょうか。これなら、欧州車の雰囲気を残しながら実用的になると思いますよ。

アンテナジョイントの例
※アンテナジョイントの例

構造としては、車体とアンテナの間にジョイント部品を挟む方式です。ジョイント部分はラバーブーツ(蛇腹のゴム)で覆われるので、見た目も悪くないと思います。

ちなみに、通販などでは3,000円ちょっとぐらいで販売しているようです。もともとは、日産純正部品で、マーチなどのオプションとして売っているものです。一時期ルノーでも取り扱っていましたが、現在でも扱っているかはわかりません。

ラジオの受信感度が上がるアンテナもあります

これまでと逆の発想で、長いアンテナをつけることでラジオの受信感度を上げるという方法もあります。多少邪魔ですが、先のジョイントを併用することで感度と利便性を両立させられます(筆者はこの方法を採用しています)。

具体的には、ビートソニックという会社の「ロングポールアンテナ」という製品で、これを使うと多少ではありますが、受信感度がアップします。ラジオを聞く人であれば、必須のアンテナかもしれませんね。

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というのも、メガーヌに限らずヨーロッパ車はラジオの受信感度が悪く、アンテナの受信感度に問題があるようだからです。筆者自身、オーディオを交換しても大して受信性能が上がりませんでしたので、やはりアンテナに問題があるようなんです。

そこで、受信感度を優先して逆にもっと長いアンテナにしようというわけです。標準装備のアンテナと比べると、ロングポールアンテナの方が受信感度が上がるように工夫してあるようで、実際に感度が上がりました(体感的にではありますが)。

受信感度を上げたりノイズを減らしたりする方法として、ボンネットアースという方法もあります(体幹的には結構効果がありましたよ)。

アンテナの取り外し方とは?

ここまでアンテナについて説明してきましたが、「どうやって交換するの?」と疑問を感じている方がいらっしゃると思いますので、その方法をご紹介しておきます。

実は、アンテナの取り外し方はとても簡単で、半時計方向にひねるだけです。車体側にネジ穴があって、そこにねじ込んであるだけなんですね。要するに、アンテナの根元がネジそのものなんですよ。取り付けもその逆ですから簡単です。

ただし、力いっぱいねじ込むことだけはしないでください。ネジと言ったらなんでも強く締める方がいますが、本来はトルクの値を測って締め付けるものなので、緩まない程度に取り付けできればそれで十分ですよ。

馬鹿力でねじを締めようものなら、確実に壊します(壊すと修理費が相当かかりますよ)。

まとめ

ここまでメガーヌのアンテナについてご紹介してきました。

ロッドアンテナの「見た目を何とかする」「物理的に小さくする」「邪魔にならないようにする」「感度を上げる」といった視点がありました。知っておきたいのは、アンテナを小さくすると、確実に感度が下がるという点です。

感度を保ちつつ見た目をかっこよくするのは、かなり難しいのではないでしょうか。感度の問題は、ラジオを聞かない人には大きな問題ではないかもしれませんが、聞く人にとっては重大な問題だと思います。

見た目(大きさ)と受信感度という点を考慮していただき、アンテナを交換したり手を加えたりしていただければ幸いです。

以上、メガーヌのアンテナについて知っておくべき6つのポイントでした。

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