Radar(レーダー)の Dimax R8+(ディーマックスアールエイトプラス)とはどんなタイヤなのかレポートします。読者対象は、このタイヤについて詳しく知りたい方です。筆者の購入体験をもとに、リアルな情報をお伝えしています。
Radar Dimax R8+ について知る意味とは?
Radar の Dimax R8+ は格安タイヤとして有名ですので、「Dimax R8+ ってどんなタイヤなんだろうか?」と思われて、こちらのページをご覧になれている方は多いと思います。確かに、安いタイヤだといろいろな点が気になりますよね。
筆者は、Radar Dimax R8+ を実際に購入しました。ただ、スペアタイヤ用というちょっと変わった購入の仕方ですので、1本しか入手していません。ですので、1本を見ただけのレポートになりますことをご了承ください。
それでも、現物を見ると非常に得られる情報が多いですから、その点をできるだけ詳しくお伝えしようと思います。
Radar Dimax R8+ の、知りたい5つのポイント!
それでは、Radar Dimax R8+ の知りたいポイントをご紹介します。ポイントは5つありますので、ぜひすべてに目を通してください。
タイヤの全体像は?
サイズは225/45ZR17で、外見に特別なところはありませんが、チェック柄のようなものが見られるのが特徴でしょうか。内・外の指定があり、回転方向はありません。パッと見たところ、ごく普通のタイヤであることが分かります。
また、安い割には黄色や赤色のマーク(軽点・ユニフォミティマーク)が付いていて、それなりにしっかり作っている感じがしますね。リムガードもしっかりあるようで、ホイールの縁もうまく守ってくれそうです。
Radar 社とは?
Radar 社は、シンガポールの会社で2006年にタイヤの発売を開始したそうです。比較的新しいタイヤメーカーですね。特徴としては、カーボンニュートラル認証を取得しているところではないでしょうか。
※詳しくは、以下のサイトをご覧ください。
Dimax R8+ の性能に関するポイントは?
続いて、Dimax R8+ の性能に関するポイントを見ていきます。
Dimax R8+ のサイズ表記から分かることは?
サイズ表記を見ると225/45ZR17 94Yとなっています。速度カテゴリーがZRで速度記号がYですので対応速度が300km/hとなり、かなり高性能なタイヤということが分かります。ロードインデックスは94なので、エクストラロードであることも読み取れますね。
※サイズ表記について、詳しくはこちらをご覧ください。
Dimax R8+ の重量は?
重量を調べてみたところ9.6kgでした。重くもなく軽くもない感じでしょうか。激安タイヤの割には軽い気もします。軽量であることもタイヤの性能の一つですからね。
Dimax R8+ のトレッドパターンとは?
トレッドパターンは太い縦溝が4本あり、太めの横溝や細い横溝が入っていますね。湾曲した独特な溝も見られます。中央のブロックは、溝がスポーツタイヤっぽいですが、左右ショルダー部分の溝はコンフォートっぽいですね。
基本的にはコンフォートタイヤのはずですが、300km/hに対応するタイヤですから、それがパターンに表れているということなんでしょうか。
また、筆者の目にはタイヤの横幅がかなり広く見えました。これは、他のタイヤと実際に比較したので明らかに違うのですが、幅を測定したところ違いはありませんでした。形状の関係で目の錯覚が起こっているようですね。
Dimax R8+ の製造年周は?
製造年周は「1321」とありますので、2021年の13週(4月上旬ごろ?)であることが分かります。購入したのが2022年の5月なので、比較的新しいものが届きましたね。
Dimax R8+ の欧州ラベル表記は?
ウェット性能が最高のA、燃費性能がやや良いC、騒音は72dBとなっています。エコ性能はそんなに高くないけれど、ウェットには強いみたいですね。ただ、72dBは結構うるさそうなタイヤだと思われます(一般的に静かなタイヤは68dB程度です)。
Dimax R8+ のUTQG表記は?
Dimax R8+ のUTQGは「TREADWEAR 320、TRACTION A、TEMPERATURE A」となっています。TREADWEAR 320 は、減りはそんなに早くないと思われます。TRACTION A なので、アメリカのウェット指標だと「まあまあ」という評価なんでしょうか?
ちなみに、製造国は中国であることも分かりますね。
Dimax R8+ の特記事項はあるのか?
ビードの部分(タイヤがホイールと接触する部分)の処理が若干雑な気がしました。なんだか密着度が低くなりそうな気もしますが、どうなんでしょうかね。細かいところまでくまなく見ると、「安いから、まぁそんなものか」という部分があるようです。
その他気づいた点はありませんが、率直な感想としては「この値段でこんなタイヤが手に入るなら十分かもしれない」と思いました。機能を果たすかどうかという点で見ると、安いタイヤでも何の問題もないのかもしれませんね。
Dimax R8+ の走行レビューは?
残念ながら、一度も走行したことがありません。なぜなら、タイヤがスペアの1本しかないことと、わざわざスペアタイヤに変えて走ることもないからです。これはご容赦いただければ幸いです。
ちなみに、海外のタイヤ評価サイトでは評価が二分しているようです。
Dimax R8+ の価格や購入先は?
価格は購入時点で5,830円でしたが、じわじわと値上がりしているようです。執筆時点では物価が急激に上昇していますので、致し方ないところでしょう(購入する少し前に価格が改定されて、少し高くなってしまいました)。
それなりの知名度があるメーカーの製品だと、同じ225/45R17のサイズで10,000円以上しますから、かなり安いですよね。さすがに、常時使用するタイヤとしては採用する勇気がありませんでした。それでも現物を見たら十分いけそうな気がします。
また、購入先はAUTOWAY PayPayモール店です。通販で安いことと、1本からでも送料無料であるところが決め手になりました。ただし、激安タイヤといえどもじわじわと値上がりしていますので、購入タイミングはできるだけ早いほうがよさそうです。
まとめ
Radar の Dimax R8+ についてレポートしてきましたが、いかがでしたでしょうか?
今回は、スペアタイヤ用に1本だけ安く購入すべく選んだ商品なので、特別見どころがあるというわけではありませんでした。それでも、激安タイヤでも決して粗悪なものではなく、それどころか十分使えるものであることが分かりました。
軽点やユニフォミティマーク(黄色や赤色の点)が付いているなど、かなりまともな製品でしたので、費用をかけたくないときには選択肢の一つにしてもよいのかなあと思います。あと、割と新しいものが届いたのもよかったですね。
今回は届いたタイヤをくまなく見ただけのレポートですが、激安タイヤが気になっていた方の参考にしていただければ幸いです。
以上、Radar Dimax R8+ のレポートでした。
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