ルノーメガーヌ2RSのスタッドレス購入に関して、5つのポイントをご紹介します。読者対象は、スタッドレスタイヤ購入について事前に情報を知りたい方です。スポーツモデルならではの問題点を解説しています。
なぜメガーヌ2RSのスタッドレス購入は、事前の知識が重要なのか?
「メガーヌ2RSのスタッドレス購入で、知っておくべきことがあるだろうか?」と事前に情報を得たい方が、こちらのページをご覧のことと思います。確かに、一般的な車と違って特殊なところが多いですので、心配があるのは当然だと思います。
実際に筆者は様々な経験をしていますので、お伝えできることがいくつかあります。メガーヌ2RSは特殊な車ではありますが、ポイントを押さえておけばスタッドレスタイヤ購入に関して、決して大変というわけではないんです。
そこで、どのようなことを知っておくべきなのか、メガーヌ2RSのスタッドレス購入に関してポイントをご紹介していこうと思います。
メガーヌ2RSのスタッドレス購入、ポイントは5つあります!
それでは、メガーヌ2RSのスタッドレス購入についてポイントをご紹介します。ポイントは5つですので、ぜひすべてに目を通してください。
購入銘柄は好みや環境で選びましょう
メガーヌ2RS用のスタッドレスタイヤは、推奨される銘柄というものはありませんので、ご自身の好みや使用環境で選んでいただければよいと思います。車の特徴としては、日本車に比べるとやや重い点と、トルクが大きいエンジンであるところでしょう。
これらのポイントと、ご自身が使用される環境や好みを加味してスタッドレス選びをしていただければと思います。ちなみに、筆者はピレリのアイス・アシンメトリコ・プラスというスタッドレスタイヤを選びました。
なんといっても低価格であるというところが魅力ですが、やや硬めのゴムなので、ドライ路面が多い地域での使用に適しています(筆者の居住地は金沢市です)。このように、様々な条件からスタッドレスの銘柄を選んでいただければよいでしょう。
インチダウンは難しい
メガーヌ2RSのスタッドレスですが、インチダウンは難しいと思ってください。一般的にスタッドレスは、インチダウンして扁平率を上げる場合が多いですよね。これは、費用を節約するためと、乗り心地を改善する狙いがあると思います。
ところが、メガーヌ2RSの場合はホイールが事実上の専用品となりますので、純正の17インチと18インチしかありません。なので、18インチが標準のモデルなら17インチにダウンできますが、17インチが標準のモデルはダウンできません。
このような点からメガーヌ2RSの場合、スタッドレスタイヤについてインチダウンを狙うことはかなり難しいとお考え下さい。
参考 以下のページでホイールについて詳しく説明しています。
国産を買うとかなりの出費になる
スタッドレスタイヤで気になるのは性能ですが、いざ購入となると、やはり価格が気になるのではないでしょうか。国産の場合、有名どころのブリヂストン、ヨコハマ、ダンロップなどでは、最新製品で3万円はしてしまうと思います。
これを旧モデルにした場合でも、2万円はするのではないでしょうか。ですが、車のタイヤは1台分で4本必要です。つまり4倍になりますから、最新のスタッドレスの場合は12万円ということになりますよね。なかなか厳しい出費です…。
スタッドレスは高いからと言って、あきらめるわけにはいきませんよね。スタッドレスを履かなければ雪道や凍結路面を走れないし、条例違反になる場合もあります。逆輸入商品であれば多少安くなりますが、それでも日本製だと大きな出費になると思います。
国産にこだわらなければ安く購入できる!
多くの方は国産のタイヤを購入したがりますが、そのこだわりを捨てれば実は安くて高性能なスタッドレスタイヤが手に入ります。筆者の知る限りでは、イタリアの「ピレリ」と台湾の「ナンカン」が有力です(先ほどピレリを購入したとお話ししましたよね)。
ざっくりいうと、ピレリが硬めのタイヤでドライ路面(つまりアスファルト)を走行する場合が多いときに有利だと思います。一方で、ナンカンの場合は柔らかめで、雪やアイスバーンを走行する場合が多いときに有利だと思われます。
金額は、どちらを選んでも1本で1万円前後です。これならば1台分で4万円ぐらいですから、かなり出費を抑えられます。性能や寿命に関して、国産品と比べて極端な差はなさそうですので、十分使えると思いますよ。
安いので、寿命を感じる前に早めに新品へ交換してもよいのではないでしょうか。高い製品を買って長持ちさせるよりも、安いものを短いサイクルで交換したほうが性能も維持できそうだし、精神衛生上もよいのではないかと感じています。
買うなら、できるだけ早く行動しましょう!
メガーヌ2RSに限らず、低扁平のスタッドレスタイヤは、早い段階で売り切れてしまう場合が少なくありません。というのも、ほとんどのメーカーはスタッドレスタイヤを見込み生産しているからです。その年の需要を予想して、予定数を決めて作るんですね。
ですので、売り切れてしまうと欲しかった銘柄が買えないということが起こりえます。やむを得ず他銘柄を購入するということになるんです。ですので、欲しい銘柄があるときは、必ず早い段階で購入してください。
具体的には、10月中に購入するのが間違いないです。その年製造のタイヤが出回り始めるのが10月ですし、タイヤ屋さんも早めに組み換え作業を終えたいんです。雪が降ってからだと込み合って、お客さんも業者さんも大変ですからね。
そういった点も加味すると、遅くとも11月前半までに購入して雪に備えておきましょう。余り物をしょうがなく買うということが起きませんから、早い行動がおすすめですよ。
まとめ
ここまで、メガーヌ2RSのスタッドレス購入に関して、知っておきたいポイントを5つご紹介しました。銘柄は好みや環境次第ですが、低扁平サイズなので高額になりやすいですし、インチダウンもしづらいことがお分かりいただけたと思います。
やはりどうにもならないのが、インチダウンが難しい点でしょう。ホイールが特殊であるという点がすべての原因です。そこを考慮すると、どうしても低扁平の高額タイヤになってしまいます。すると、費用を抑えるために海外メーカーも視野に入ってくるわけです。
また、スタッドレスタイヤは見込み生産なので販売本数が決まっています。特に低扁平タイヤの場合は絶対数が少ないようで、購入時期が遅れると余り物を仕方なく買うという事態になりかねません。ぜひ、その点も気を付けていただければと思います。
ちなみに、メガーヌ2RSのタイヤ交換に関する記事もありますので、併せてご覧いただければ幸いです。
以上、メガーヌ2RSのスタッドレス購入について、5つのポイントをご紹介しました。
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