ルノーメガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った時のお話をします。ウィンドウフィルムに興味がある方はぜひご覧ください。メガーヌに限らず、どんな車でも役に立つ情報になるよう説明しています。
なぜメガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼ったのか?
私がメガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った理由は、一言で言うならガラスの性能を上げるためです。特に、リアウィンドウは断熱機能どころかUVカット機能すらありません。なので、快適性を高めるためにはフィルムが必要だったんです。
暑ければエアコンをかけることでしのげますが、紫外線を防ぐことはできません。車は走行中ずっと太陽光にさらされるので、少しでも各種光線を遮断したいと思ったんですが、そのように考えている方は増えているのではないでしょうか。
そこで、私の経験談としてメガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った時のお話を、できるだけ詳しくご紹介しようと思います。
メガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った時のポイント!
それでは、メガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った時のお話をします。6つのポイントにまとめましたので、最後まで目を通していただければと思います。
メガーヌ2RSに貼ったウィンドウフィルムとは?
メガーヌ2RSのリア全面にフィルムを貼りました。つまり、ドアガラスとリアガラスの3面ということになります。ただ、ドアには「はめ殺し」といわれる昇降しないガラスがありますので、厳密には5面といるでしょう。
では、何のためにフィルムを貼ったのかというと、遮熱効果を狙うためです。メガーヌの場合はリアのエアコン吹き出し口が無いので、少しでも冷えるようにしたかったという想いがあります。もちろん、車内全体の冷房にも貢献します。
できることならフロント3面にもクリアフィルムを貼りたかったのですが、法規的に問題が無くても車検が通らない可能性があるという、かなりグレーな状況になりそうだったのであきらめることにしました。
メガーヌ2RSにどんなフィルムを貼ったのか?
ところで、メガーヌ2RSにどんなウィンドウフィルムを貼ったのかというと、「UVカット断熱フィルム」と呼ばれるものです。商品名は【シルフィード】で、紫外線は99%カットし、赤外線は約70%(←施工当時、現在は90%以上)カットする製品です。
ポイントは、赤外線をカットするところです。ほとんどのフィルムは紫外線カットの効果を持っていますが、赤外線のカットができていません。赤外線が熱を持った光線なので、これをカットしないと遮熱にはならないんです。
断熱ガラスでも赤外線のカットは20~30%程度という話を聞きますので、70%程度カットできる性能は、かなり遮熱効果が高いのではないかと思います。なお、スモークだけでは赤外線を通してしまうので、遮熱にはならないそうです。
ちなみに、少しだけスモーク(30%程度)が入ったものを選びました。遮熱にはほぼ関係ないんですが、リア方向のサングラス代わりです。雰囲気としては、自動車メーカー純正のプライバシーガラスと同等かやや薄い感じになりました。
どのようにしてメガーヌ2RSにフィルムを貼ったのか?
シルフィードというフィルムは施工業者専用の商品ですので、プロに依頼して貼ってもらいました。私自身にフィルムを貼る技術があれば自分でやったかもしれませんが、きれいに仕上げるには相当高度な技術を要しますからね。
依頼した業者は、石川県内にある『イリオス』というお店です。ボディーコーティングの施工で有名なんですが、ウィンドウフィルムの施工もやっています。よほどのことが無い限り、リアガラスは1枚貼りでやってくれる技術力があります。
技術力が無いお店だと、リアガラスのような大きい面だと2枚貼りになることが少なくありません。きれいに仕上がれば問題ないですが、つなぎ目が汚くなったり、剥がれやすくなったりするような話も聞きますからね。
1日預けて、翌日に取りに行ったと記憶しています。代車を貸してもらえますので、足が無くなる心配はありませんよ。
ウィンドウフィルム施工後の仕上がりは?
もちろん最高の仕上がりで、依頼した時に「純正のプライバシーガラスみたいに仕上がりますよ」と自信満々に言われていたんですが、全くその通りでした。完ぺきに隅々まできれいに貼ってあり、本当に感動しました!
なお、ウィンドウの内側から貼ってある各種ステッカーについては、そのままにしてありました。当初、剥がすことになると言われたのですが、剥がすとかえって汚くなると判断されたのか、ステッカーの上からフィルム施工となっています。
左リアガラスのフィルム
リアガラスのフィルム
右リアガラスのフィルム
写真で分かると思いますが剥がさなかったステッカーは、ドアのはめ殺し窓に「ルノーアシスタンスサービス」と「新車保証」、リアガラスに「エルフ」が貼ってあります。特に問題なくきれいに仕上がりましたね。
メガーヌ2RSのフィルム貼りは簡単!?
ところで、メガーヌ2RSのリアガラスは、職人さんの技量からすると結構簡単にフィルムを貼れるのだそうです。というのも、ガラスが大きな筒から切り出したような形で、横方向は丸いけれど縦方向がまっすぐなので微調整が不要なのだとか。
これが、他の車だと大きな球体から切り出したような丸いガラスの場合があり、フィルムをガラスに密着させるのに、相当難儀するのだそうです。伸ばしたり縮めたりと面倒な調整が要るとのことでした(素人には想像もつかない技術だなぁ 汗)。
ウィンドウフィルムを貼るのにかかった費用は?
ウィンドウフィルムを貼るのにかかった費用ですが、確か3万円台だったと記憶しています。かなり前のことなので、記憶が定かではないんです(申し訳ありません)。
ところでフィルム貼りの金額ですが、これは結構変動すると思います。例えば、どのようなフィルムを選ぶのか、ガラス何面分なのか、面積はどれくらいなのか、難易度はどれくらいなのかなど、様々な要因で金額が変わりますよ。
メガーヌ2RSにフィルムを貼って、効果はあったのか?
メガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼って、効果はあったのかと問われたら、「もちろん効果がありました!」と答えます。リア3面に遮熱フィルムを貼りましたが、明らかに夏は涼しいです。フロントからくる冷気だけでも十分快適ですよ。
この快適さを知ってしまうと、フロント3面にも遮熱フィルムが欲しくなりますが、貼ってしまうと車検に通らない(通してくれない)可能性があるので、何とも歯がゆいところです。役所仕事だからハードルが高いみたいですけどね…。
もちろん、UVカット性能も高いですから肌にも優しいですよ。99%遮断しますので、車内の部品が焼けてしまうこともありませんね。おそらく、100%カットできるのだと思いますが、そう謳ってしまうと法律に抵触するのだと思います。
ただし、猛暑日など相当暑い日は前席は暑いけれど後席は涼しいといった、冷房格差みたいなことが発生しますので、そこは事前に理解しておく必要があると思います。
まとめ
ここまで、ウィンドウフィルムを貼った時のお話をしてきました。ごく最近の車の場合はガラス自体の性能が上がっていますので、フィルムが必須ということにはならないかもしれませんが、それでもフィルムの方が高性能だと言われています。
遮熱によって圧倒的にエアコンの効きが良くなりますので、予算に余裕がある方にはお勧めいたします。紫外線の遮断については、100%近く行うガラスも増えていますので、やはり遮熱がフィルム貼りの狙いになるでしょう。
車内を快適にする方法の一つとして参考にしていただければ幸いです。
以上、メガーヌ2RSにウィンドウフィルムを貼った時のお話しでした。
コメント