ルノー・ルーテシア(本国名:Clio)の新型が、フランスで公表されました。ルーテシアのモデルチェンジに興味がある方はぜひご覧ください。どこが変わったのか、現行型と比較して細かく指摘しました。
ルノー・ルーテシアの新型がいよいよ登場!
フランス本国で公表された、新型のルノー・ルーテシア(Renault Clio)って、どんな車なんでしょうか? 早速報告しましょう。
新型ルーテシアのデザインとは?
新型ルーテシアのデザインは、ズバリ「小型のメガーヌ」です。詳しいデザインは、本国のサイトで確認できます。
どうですか? フロントデザインは完全にメガーヌですよね。リアデザインは現行型のイメージを残していますが、かなり大きく変更しましたね。
新型ルーテシアの内装は?
内装は極端には変わっていないものの、ダッシュボードデザインは大きく変わりました。中央に大きなディスプレイがついたのが特徴です。最近流行のタイプで、大きなスマホのような画面が付きました。このクラスの車でも、大画面が搭載される時代なんですね。
さらにセンターコンソールのデザインも変わっており、シフトレバー周りもデザインが変わりましたね。また、ドアの内張りは、皮張りのようになりました。細かいところで質感を高めているようですね。
個人的には、ドアのひじ掛けのデザインが変わったのは、良いと思いますね。運転の際に腕やひじがぶつかって「痛てっ!」となったことがありましたから。
また、シートのデザインも少し変わって、サイドサポートやヘッドレストの形が変更されているようです。ルノーのことなので、すわり心地は問題ないと思いますが、より質が高く高級な感じがしていますね。
新しいグレードが追加される?
公表されたサイトを見ると、ある写真が気になりました。そこには、「RS Line」という見慣れない文字があったからです。今までなら、「GT Line」といういわゆるGT風のグレードが存在していました。つまり、RS風というグレードではないかと推測できます。
今までにないグレードですので、ちょっと期待しますね。ルノースポールを彷彿とさせるようなデザインだけでなく、チューニングも少し変えてくれれば面白いですね。(写真で見る限りは、リアブレーキがディスクになっているので、期待しちゃいます。笑)
マイナーチェンジなのか?
おそらく、今回のモデルチェンジはマイナーチェンジだと思われます。なぜなら、フルモデルチェンジだとすると、期間がやや短いからです。実際に公表されたモデルをよく見ると、現行型の基本骨格そのままです。表面的なデザイン変更がほとんどのように感じられます。
もし、フルモデルチェンジだとすると、基本骨格はまったく触らないというかなり保守的な新型ということになりますね。でも、マイナーチェンジとして考えると、「かなり大掛かりに手を入れるんだなあ」という印象です。
もし、一般的なグレードでもリアがディスクブレーキになるようなら、相当大掛かりにテコ入れしてきたということになりますね。
※追加
ブログをアップした後で、さらに調べたところ、CLIO5となっていることがわかりました。つまり、新型としてフルモデルチェンジするようです。(現行型はCLIO4です)骨格はそのままにして、デザインと装備を大幅に変更ということになりますね。
細かいところに気づきました。
内装のところで触れませんでしたが、計器類が完全にデジタル表示になったようです。そして表示内容を見ると、車間距離の表示があるように感じます。つまり、緊急時自動ブレーキのシステムが搭載されている可能性があるわけです。
メガーヌでは車間距離に応じて色が変わる表示がありましたが、それに近いものが見えるんですよ。もしそれが間違いないとしたら、安全装備も充実してくるということなので、その点でもかなり力が入っているということですね。
ライバルのフォルクスワーゲン・ポロがかなり良い車に仕上がっていますから、相当意識しているのではないでしょうか。
なお、日本導入は本国発売から1年半ぐらいかかりますから、まだまだ先でしょうね。(早く現車を見てみたいものです。笑)
まとめ
いかがでしたか?
フランス本国で、ルノー・ルーテシアがモデルチェンジしていたので、レポートしました。実は数か月ほど前から、エンジンやミッションの選択肢が狭まっていた(ガソリンとディーゼルがそれぞれ1種類しか選べない)ので、「そろそろ新型か?」と思っていました。
性能的に十分なものであれば、メガーヌ乗りの方でもルーテシアが視野に入ってきそうです。何せそっくりなフロントデザインですからね(笑)。なんだか思い出しますね、日産のローレルスピリットを。(いかん、年齢がバレる!)
以上、ルノー・ルーテシアの新型がフランスで公表されたことの報告でした。