Office2016のインストールができないときの解決策を説明しました。オフィスがインストールできずに、お困りの方に適した内容です。どのように解決するのか、体験談を基に詳しく説明しているからです。
ちょっとしたコツが必要です。
Windows10を導入したパソコンに今度はOffice2016をインストールしてみました。でも、これがなかなか一筋縄ではいかなかったんですよ...。
何が起こった?
インストール作業を行う際にネットワークに接続されていないことに気づかず、そのまま実行したんです。するとエラーが発生してインストールが中途半端な状態でエラー終了してしまいました。
ネットワークにつなぎなおして再インストールするものの、やはり途中で止まるようになってしまいました。
解決策はあるのか?
そこで、エラー終了したときに表示されるダイアログのリンクをクリックしてサイトを表示してみました。そこには、いわゆる FixIt があって、インストールプログラムと各種設定がすべて削除される特別なアンインストーラーです。
それを使ってみましたが、それでもうまくいきませんでした。
いろいろ調べてみたんですが、FixItを使っても残っているファイルやフォルダがあることが分かったので、それを削除しました。
ClickToRunというフォルダで、これの中身がおかしくなっていたようです。場所は、
¥ProgramData¥Microsoft¥ClickToRun
です。(ProgramDataは隠しフォルダです。)
まとめると
- エラーが発生したら、ダイアログのリンクから対策サイトを表示。
- FixItを入手して実行。
- ClickToRunフォルダを削除して再起動。
- Office2016を再インストール。
としてみてください。
でも、たぶんうまくいかないんですよ(汗)。私はこれを数回繰り返しましたから。でも、繰り返しているうちにプログラムのダウンロードが開始されて、正常にインストールされました。
まとめ
どうやら、このタイプのエラーはプレビュー版の時から発生していたようで、すでに数か月前から話題になっていたようです。そして製品版でも変わらずに引き継いでしまっていたみたいですね...。(妙なものを引き継がないでよ! 笑)
たぶん解決に1週間ほどかかりましたが、何とかまともに使えるようになって良かったですよ。実は、最初インストールが完了したときには各アプリケーションのメニューが書けていたり文字化けしていたりと、ぐちゃぐちゃだったんです。
知り合いも製品版のOffice2016でインストールに失敗したようなので、いったいどうなっているんでしょうね。インストールできないんじゃ評価のしようもないですから。
以上、Office2016のインストールでお困りの方のお役に立てば幸いです。