往年の手口が流行りだしたようですよ。
皆さんセキュリティ対策は大丈夫ですか? 基本的には「有名なソフトをインストールして日々確実にパターンファイルを更新する」だけでかなり安全になるはずです。ですが、油断は禁物で変なメールが届いたときは、開かないで破棄してください。
スパムメールでウイルス拡散か
スパムメールで何かを拡散させるという方法は、かなり古いやり方で、その昔にそうとう流行ました。
現在ではめったにそのようなメールは届かないんですが、27日の朝にスパムメールが大量送信されたようです。トレンドマイクロ社によると、全部で1万1000通以上になるんだとか。
そのメールに添付されていたのが、マクロウイルスが組み込まれたWordファイルだったようなんです。
過去の事例をよく知っている人なら、そんなファイルは絶対開きませんが、ここ数年の事情しか知らないパソコン歴が浅い人なら、間違って開いてしまうということもありうるでしょうね。ぜひ気を付けてほしいですね。
セキュリティソフトがあれば大丈夫?
注意しないといけないのが、相手がマクロウイルスだということです。もともと、マクロウイルスは検出が不可能で、セキュリティ各社が相当苦労して駆除できるようになりました。
ということは、現在でも決して安泰というわけではないと思うんですよ。ほかのウイルスに比べて扱いがとても難しいウイルスであることに変わりはないと思うんです。
なので、不用意に添付ファイルを開くということがないようにしないといけませんね。
まとめ
歴史は繰り返すといいますが、ウイルスも忘れたころに古い手口で広めようとしているのかもしれませんね。ファッションなら昔のものが再び広まっても何ら問題ないですが、ウイルスとなると全く広まってほしくないですね。
以上、古い手口でウイルスが拡散しそうなので、取り上げてみました。