CFDからTLC採用の東芝製SSDが発売です。
CFDは東芝製のSSDを自社ブランドで発売しています。これまでもMLC NAND採用のSSDを販売していましたが、TLC NAND採用のSSDも発売した模様です。
どんな製品?
型番は以下の通りです。(価格は税込)
- CSSD-S6T120NRG4Q…120GB (7,300円前後)
- CSSD-S6T240NRG4Q…240GB (11,200円前後)
- CSSD-S6T480NRG4Q…480GB (22,700円前後)
どうやら960GBモデルも出るらしいですよ。
ただし、現在のところCFDのサイトに紹介されていないので、詳しいことは分かりませんが、パッケージに書いてある速度をみると以下のようになっています。
- 120GB…読み込み549.3MB/s、書き込み197.7MB/s
- 240GB…読み込み551.1MB/s、書き込み501.4MB/s
- 480GB…読み込み550.8MB/s、書き込み519.9MB/s
結構細かく記されていますが、読み込み速度はほぼ誤差の範囲で同じですね。それに対して、書き込みは120GBで芳しくないですが、240GB以上で十分なレベルです。
買うならどれがいい?
価格差や性能を考えると、購入するなら240GB以上がよさそうですね。
TLC NAND を採用している割にはそんなに安くない感じがしますが、現在販売しているMLC製品も発売直後は高かったので、今後生産が進めばぐっと下がる可能性もあるでしょう。(でも、現状の価格は正直高いと思いますよ。)
ただし、東芝のNANDだから安心できるとはいえTLCなので、寿命や故障など本当に大丈夫なのか、とても気になるのもまた事実なんですよね。
まとめ
TLC NAND 製品がじわじわと増えてきましたが、やはり寿命や耐久性などがとても気になります。まだ割高感があるので、寿命などネガティブな部分をうまく払拭できないとそんなにたくさんは売れないかもしれないですね。
私も興味はあるものの、「買いたい!」とまでは思わないですから。売り方としては、極端に低価格にするか、長寿命に関する工夫を強くアピールすることが必要だと思います。
以上、東芝製の新型SSDについて書きました。