LAN接続型共有ディスクについて考える
ナスといえば夏の風物詩、「なすの煮びたし(金沢では「オランダ煮」という)」がとってもおいしいですが、NASとなるとIT企業にとってとってもおいしい存在かもしれません。
NASメーカーの新顔
ASUSといえばマザーボードから始まり、今ではコンピューターメーカーとしてかなり有名になりました。私もパソコンを自作するときは好んでASUSのマザーボードを購入しています。
そのASUSのNAS部門が「ASUSTOR」といいます。ちなみにASUSは「エイスース」という呼び名に統一されましたが、ASUSTORは「アサスター」と呼ぶそうです。
信頼のASUSが作るNASということを武器に、シェアを伸ばそうとしているみたいですね。
NASの現在
NASは、登場した当初単純にファイルを共有するLAN接続型のディスク装置という程度の存在でした。しかし、進化するにつれて事実上ファイル共有専用のサーバー(ファイルサーバー)に変わってきました。
実際にWindows Server をインストールしてある製品もあるので、コンパクトなサーバー製品といっても差し支えないかもしれないです。
でも、サーバーほど難しいセッティングが必要ないので、単純にファイルの共有だけをしたいとか、データのバックアップ場所がほしいといったニーズにうまく答えていますね、低価格ですし。
まとめ
NASの導入例はかなり増えています。サーバーまでいらないというパソコン環境ならもってこいでしょう。扱いにそんなに知識もいりませんしね。
今後さらに発展してくれば、ちょっとずつサーバー機能が追加されて、普通のサーバーと変わらないぐらいの能力を身につけてしまうのではないでしょうか?
普通のサーバーだとはっきり言ってオーバースペックですから。
そういったことから、今後新規参入メーカーが増えるような気がします。やがてサーバーも2極化して、基本的なことならNASで、それ以上のことは本式のサーバーでとなるんでしょうかね。
おそらく一番いいのは、簡易的な機能だけを持ったサーバーOSで、接続クライアント数がとても多いとか無制限というのがいいんだろうと思うんですけれどね。
以上、NASについて考えてみました。