容量の非常に大きなSSDについて書きました
SSDの大容量化は意外と進まないことを以前このブログで書きました。
なぜならコントロールチップが32bitであるために、2TBを超えるような製品を作るのが簡単ではないからです。
しかし、かなり大容量の製品が発売されるということで興味を持ちました。
どんなSSDなのか?
大容量といってもいったいどの程度なのか、とても気になると思います。
株式会社フィックスターズという会社が販売する「Fixstars SSD-6000M」というもので、なんと6TBの容量があるんだとか!
2TBでも結構大変なはずなのに6TBもの大容量ですよ。すごいですね。
どうやって実現したのか?
どうやら独自開発のコントローラーを使用しているそうです。このフィックスターズという会社、「マルチコアプロセッサ関連事業」が業務内容だそうで、本当に独自開発したのかもしれないですね。
大容量のSSDは厳密には「作れない」のではなく、「かなり高価になる」ということだったので、どれくらいに価格で販売するのかがとても気になりますね。
32bitのチップを組み合わせたのか、それとも64bitチップを新開発したのか、定かではないんですが、6TBの製品であることだけは間違いないです。
これは買いか?
これは微妙なところですね。そもそも、個人向けではなく法人向けの可能性もあります。また、大容量のSSDはとてつもなく高いので、よほどのことがない限りは様子を見たほうが良いでしょうね。
まとめ
これからは、SSDも大容量化が進むのかもしれません。今までは高速で信頼性が高いことが売りでしたが、大容量化が進めば、HDDとの差は価格だけになります。
NANDが驚異的に安くなるか、新しいメモリが登場すれば、HDDから一気に入れ替わってしまうこともあるかもしれませんね。
そうなれば、起動が遅いパソコンは化石扱いになってしまうかも!?